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November 2013

快晴の空

本日は朝から快晴でしたが、放射冷却によりだいぶ気温が下がり、
早朝6時の時点での気温は0℃となりました。

抜けるような青空が広がり、写真の高原山もくっきり見えました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

タチカンツバキ [立寒椿]

キッチンガーデンで、タチカンツバキの濃いピンク色の花が咲き始めました。
ふつうの「カンツバキ」は背丈が低く、横に広がるように成長するのですが、
本種は枝が上に伸びる品種です。

紅葉の最盛期が過ぎつつあり、色彩がどんどん少なくなる景色の中で、
鮮やかな花は大変目立っています。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ダイコン干し

先日ご紹介した干し柿の後ろに、今度は大根が干されています。
この大根は、たくあんにするために干しています。

たくあんにする際、干し柿にする時に出たカキの皮も利用します。
カキの皮だけでなく、果物の皮なら大丈夫です。

皆さんがたくあんを作られる際は、
ミカンやリンゴなど良く食べる果物で試してみて下さい。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

干し柿づくり その3

最後に、紐に結び付けて干す作業を行いました。
枝をT字型に残した部分に紐をかけるのですが、
それが取れてしまったカキは串に刺して干します。

晩秋から冬にかけて、お客様の目を楽しませた後、
1月中旬ごろにはすべてレストランに運ばれ、ワインのお供などになります。

出来上がるまでサルに食べられないように、キッチンガーデンの看板犬ファルコンの活躍に期待です。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

干し柿づくり その2

次に、キッチンガーデンで昨日収穫したカキを剥く作業を行いました。
ヘタの部分にはT字型に枝を残してあり、その部分に紐をかけて軒下につるしておきます。

12月中旬ごろから食べられるようになりますが、
1月中旬ごろまで待てば、表面に白い粉の浮き出た立派な干し柿が完成します。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

干し柿作り その1

キッチンガーデンの渋柿を干し柿用に収穫いたしました。

キッチンガーデンのスタッフも私も背が低くて、
高枝バサミを使っても高いところにあるカキは取れずに困っていたのですが、
偶然通りかかったドライバーの倉沢さんが手伝ってくださいました。

カキの実は全部取ってしまうのではなく、いくつか残しておきました。

地元の農家でもあるキッチンガーデンのスタッフの皆さんに教わったのですが、
実を残しておくのは、来年も生るようにという願いと、
野鳥にも分けてあげるという意味合いがあるそうです。

私はこのように自然に対する畏怖の心を感じさせる言い伝えがとても好きです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

マムシグサ [蝮草]

名前と見かけの妖しさの通り有毒植物のマムシグサ。

トウモロコシのような形の実は黄緑色から最後は真っ赤に変わって、
近くを通る人々の注目を浴びてきましたが、
そろそろ実が熟しきって落ち始めました。

今まで隠れていたのですが、実がついていた部分は漆黒で、
残った深紅の実との色の対比が余計に妖しさを際立たせます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

カエデの種

落葉してしまったたカエデの葉と一緒に
カエデの種も風に乗って飛んできました。

プロペラを持った種は落ちるときにくるくると回転し、
遠くまで飛ぶのに好都合です。

春先になると、あちこちに飛んで行った種から芽が出てきます。
小さくてもちゃんと手のひら上の葉をつけておりほほえましいです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

薪割

グランドキーパーの吉村さんが薪割をしている所を写真に収めました。
台風で倒木したものも含めた木々を薪にしています。

通常機械で薪割をするのですが、
木々の中には大きすぎて機械に入らないものもあります。

そのため、写真のように杭を使用することや斧を使用してちょうど良い大きさにします。
今年出来た薪は、乾燥させ来年使用します

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ジュウガツザクラ

本館の池前の通路で、ジュウガツザクラが見られます。
ジュウガツザクラは年に2回花が咲きます。

この冬の時期にサクラを見ると、
狂い咲きと勘違いしてしまう方もいらっしゃいます。

だいたい蕾の1/3は10月から12月の間に花が咲き、
残りの2/3は4月に咲きます。

その花は小ぶりの八重咲きで、
薄いピンク色をしていて、かわいらしいです。


森のコンシェルジュ 横塚 久美

クモの巣

昨日の雨の影響でクモの巣に水滴がついているのが目立ちました。
クモの巣を違った角度からみると、シャンデリアのように見えるものもあります。

クモの巣に魅了された方では、クモの巣の巣拓や標本にする方までいらっしゃいます。

また、巣ではありませんが、丈夫なクモの糸に着目し、
究の結果その糸を洋服にしてしまう方もいらっしゃいます。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

霧の中の紅葉

那須は朝から霧に覆われ、遠くの景色が霞んでいる状態でした。
そのため、散策時では高原山や那須連山を実際にお見せすることが出来ませんでした。

しかし、霧のおかげで、真っ赤に染まって主張していた紅葉が、淡い色に見え、
お客様にまた違った紅葉を楽しんで頂けたと思います。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

サルトリイバラ [猿捕茨]

二期の森の低木に、時折このような真っ赤な実を付けたつる植物が巻き付いています。
こちらはサルトリイバラです。

トゲを持ち、サルが引っ掛かるという意味でこの名がついています。

晩秋の現在は真っ赤な実を付けているので良く目立ちます。
根茎を乾燥したものは生薬で山帰来(サンキライ)といい、
腫物やむくみに効果があると言われています。

また、関西では柏餅に巻く葉はこのサルトリイバラの葉を用います。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

 

 

シラキ [白木]

カエデの仲間だけでなく、
このシラキの木も紅葉が素晴らしいです。
黄色地にサーモンピンク色が浮かび上がる優しい色合いです。

材が白いためこの名があります。
枝葉を傷つけると白い乳液が出るのも特徴の一つです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

オオモミジ [大紅葉]

建物周辺の紅葉はだいぶ散り始めていますが、
森の中の紅葉はまだまだ美しいです。

写真は、テニスコートのそばにあるオオモミジの木です。
二期倶楽部の敷地内で私が一番お気に入りの木です。

緑から黄色、赤へのグラデーションの色合いが絶妙で、
遠くから見てもひときわ目立つのです。

お客様も、まるで吸い寄せられるように写真を撮っていらっしゃいます。
あと一週間程度お客様の目を楽しませた後、最後は夕日のように真っ赤に染まり、散っていきます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

雪虫 

キッチンガーデンで、フワフワと綿毛のようなものが飛んできて、
テーブルの上に乗りました。

よく見てみると、翅と触覚と足がついていました。

こちらは雪虫。私も名前は聞いたことがありましたが、
生で見たのは初めてだったので感動しました。
綿のような白い物は雪虫の体から分泌されたワックス(蝋)でできており、
飛ぶ際にパラシュートのような働きをします。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマツツジの狂い咲き

本来とは違う季節に花が咲くことを「狂い咲き」といいます。

通常は5月中旬の新緑の時期に咲くはずのヤマツツジが、
紅葉の時期の今まさに狂い咲いています。

今年が異常気象だからというわけではなく、
毎年今頃見られる光景です。

木々の葉の芽生えと共演しているヤマツツジなので、
舞い散る姿にも花を添えてくれているのでしょうか。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ツリバナ [釣花]

黄色地に赤が滲んだ紅葉が綺麗なこの木は「ツリバナ」です。
長い柄の先に花や実を吊り下げているため、この名があります。

現在は花も実も付いていませんが、
先端や枝の途中についている冬芽(来年の葉や花が包まれている部分)が
鋭くとがって特徴的なので、見分けるときの手掛かりになります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

クロモジ [黒文字]

二期の森を鮮やかに彩るのは、カエデの仲間だけではありません。
鮮やかな黄色が目を引くこの木は「クロモジ」といいます。

茶道などで使う、高級爪楊枝「黒文字」はこの木です。

若い枝は緑色で黒い斑点があり、
それが筆で黒い文字を書いたようなのでこの名があります。

葉や枝をこすると柑橘系の良い匂いがするため、
エッセンシャルオイルも作られています。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

セイタカアワダチソウ

本館「ラ・ブリーズ」の厨房付近にセイタカアワダチソウを発見しました。
種子発芽抑制物質を出すので、この植物の周りでは他の植物が生えにくくなっています。
そのため、お庭を手入れしている人に嫌われ、駆除する人が多いです。

ただ山の中などでは、この黄色い花が目立つので、
きれいですねと言ってくださるお客様もいます。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ナシケンモン

枕木を横断しているナシケンモンを発見しました。
特徴は背面と側面にオレンジ色と白色が交互になって色づいていること、
白い毛が束になって生えていることです。

ナシケンモンはガのヤガ科という種類で、
この仲間は幼虫の時に毛が生えないものが多いです。そ
のため、毛が生えるナシケンモンはとても珍しいです。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ヒナウチワカエデ [雛団扇楓]

二期の森の中を流れる小川沿いに、
敷地内で唯一のヒナウチワカエデがあります。

コハウチワカエデに似ていますが、葉の質が薄いのでこの名があります。

現在、木の葉全体が真っ赤に紅葉し、森の中でもひときわ目を引きます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ファルコンと紅葉

森の紅葉が美しくなってきたので、
ファルコンを二期の森でお散歩させました。

オオモミジ、コハウチワカエデ、ヒナウチワカエデ、
イタヤカエデなどのカエデの仲間が赤や黄色に染まって色鮮やかです。

ファルコンも紅葉を楽しんでくれたでしょうか。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

暖炉に火が入りました

朝晩の冷え込みが日に日に厳しくなり、
東館レセプションの暖炉には、最近火が入りました。

薪が燃えて発する熱はじんわりと暖かく、
外の寒さで冷えた手を温めると、ほっと安心します。

今年は台風26号で二期の森の木がたくさん倒れてしまいましたが、
現在、グラウンドキーパーさんが薪として生まれ変わらせてくれています。

乾燥させた後、本館、東館レセプションや、
暖炉付きのお部屋へお配りいたします。

ぜひ、森の木々に思いを馳せながら暖炉の火にあたってみてください。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ナツツバキの樹皮

東館から本館へ向かう木道の入り口付近で、
ナツツバキの樹皮がダイナミックに剥がれています。

どの樹木でも、幹が太くなるにつれて樹皮が剥がれるようになっているのですが、
樹の種類によってその剥がれ方は個性的です。

ナツツバキはこのようにまだら状に剥けるようになっています。
この樹皮の模様が美しいので、昔は床の間の柱などに使われていました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ハナノキ [花の木]

 

hananokiA5.JPG

 

東館のガーデンレストラン付近や東館パビリオンで、
ハナノキが黄色く色づいています。

葉が展開する前に真っ赤な花を咲かせるため、この名があります。
メグスリノキ同様、こちらもカエデっぽくないカエデの仲間です。

今の葉の色は黄色ですが、
これからオレンジ、赤へと変化していきます。

赤色で始まり、赤色で終わる木なのです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

本館の紅葉

本館の紅葉もちょうど見ごろです。
今は緑から黄色、赤のグラデーションが美しく、
数日~一週間後には真っ赤な色に染まります。

夜になると、本館にある池の前の木々がライトアップされ、
それが水面に映ってとても幻想的な雰囲気がいたします。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

アカマツの種

最近、アカマツの木の下で真新しい松ぼっくりが落ちているのを見かけるようになりました。
こちらにはまだ中に種が入っています。

種には薄くて軽い羽がついており、風に乗って遠くまで飛んで行けます。

 

akamatsutaneA4.JPG

 

アカマツの種はリスや野鳥のエサでもあります。

リスは松ぼっくりの鱗片というぺりぺりした部分を剥いて中の種を食べ、
野鳥は鱗片の間にくちばしを差し込み、種をついばんで食べています。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

東館の紅葉

東館や本館の建物周辺の紅葉が素晴らしいです。

東館のレセプション付近にあるイロハモミジの木は、
まるで燃えるように真っ赤になりました。毎日のように葉の色が移ろい、

たった一日違っただけでも、葉の色合いの雰囲気がだいぶ変わります。
ぜひ一度足をお運び頂き、二期倶楽部の紅葉をお楽しみくださいませ。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳