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October 2013

コハウチワカエデ [小葉団扇楓]

現在、本館や東館の建物周辺の紅葉が見ごろとなり、
森の中の日影にあるカエデの仲間も、写真のように先端の葉から少しずつ色づき始めています。

こちらのカエデは葉の切れ込みの数が多く、切れ込む深さが浅いので、
まるで天狗の団扇のように見え、その名もコハウチワカエデです。

森の紅葉が最もきれいに色づくのは、5日から一週間ほど先となりそうです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

イチジク収穫

キッチンガーデンのイチジクの木には、
まだたくさんの実が生っているのですが、
そろそろ朝晩の寒さが厳しくなり、大きくなっても甘みがあまりしなくなってきました。

そのままにしてはもったいないので、一気に収穫し、
レストランへ届けました。

生食では甘みの少ないこのイチジクですが、
赤ワインと砂糖でよく煮て、コンポートにするととてもおいしくなります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

リスの食べたクルミ

本日、ツリーハウスに登ってみたところ、
リスが食べたらしい、真っ二つに割れたクルミの殻を見つけました。
こちらはクルミの中でも「オニグルミ」といい、殻が大変固いです。

人間が中身を食べるためには、金槌で割るか、
フライパンで熱してできる割れ目にドライバー等を差し込んでこじ開けるなど、
道具を駆使しなければいけません。

一方リスは、クルミの殻をぐるっと一周歯でかじり、半分に割るのです。
ただリスの中でも器用不器用があり、器用なリスは断面がつるっとしてなめらかですが、
不器用なリスがガタガタになってしまいます。写真は、まあまあ器用なリスです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

クヌギの実

二期の森で一番よく見るどんぐりは細長くスマートで、
なめらかな帽子をかぶったコナラの実ですが、
ときどきこのような、ずんぐりむっくりして、
イガイガした帽子をかぶったどんぐりも落ちています。

こちらは「クヌギ」の実です。

「つるばみ染め」という染色の材料として使われるほか、
よく灰汁抜きすれば食用にもなります

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

どんぐりの虫

二期の森の森にはコナラ、クヌギなどの実、
いわゆるどんぐりがたくさん落ちています。

皆様は小さいころ、どんくりをたくさん拾って机の中などに入れておいたら、
いつの間にか白いウネウネした虫が大量発生していてびっくりした思い出はあるでしょうか。

この白い虫の多くは「ゾウムシ」の仲間の幼虫です。
口の先がまるで象の鼻のように長く伸び、それでどんぐりに穴をあけ、産卵します。
まだ緑色の若いどんぐりに産卵するので、どんぐりの成長とともに穴は塞がれてしまいます。

そのため、拾った時には穴もなく一見きれいに見えるどんぐりでも、
中に幼虫がいるのです。

工作などに使うときは、一度熱湯で煮沸し、よく乾燥させると、
中から虫が出てくる心配のない、光沢のあるどんぐりになります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


 

メグスリノキ

キッチンガーデンにある、メグスリノキの紅葉がちょうど見ごろです。
緑から黄色、赤へと、グラデーションになっています。

その名の通り眼病に効く成分が含まれており、乾燥させた樹皮をお茶にして服用したり、
目を洗ったりします。

意外ですが、本種はカエデの仲間です。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

紅葉の仕組み

二期倶楽部の各所では、葉が少しずつ紅葉しています。
その中でも東館のレセプション付近が綺麗に色づいています。

葉には緑色の色素のクロロフィル(葉緑素)と黄色い色素のカロチノイドという成分が含まれています。
光合成が盛んな時期は、クロロフィルが多いので、葉は緑色に見えています。

寒くなると、クロロフィルが分解され、もともと存在した黄色のカロチノイドが主な色素になり、
葉が緑から黄色に変化します。
この黄色で紅葉が終わるものもあります。
例えば、イチョウやカツラです。

赤色に変化するのは、
分解されたクロロフィルからできたアミノ酸と、
光合成出来ていた頃に作っていた糖などが合わさったことでアントシアニンが作られます。

このアントシアニンが赤色なので、黄色から赤い色に変化します。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ウスタビガの繭の中

先日、横塚さんが生きた蛹の入ったヤママユガの繭を見つけてくれましたが、
今回も中身の入ったウスタビガの繭を発見してくれました。

残念ながら今回の蛹は死んでしまっていましたが、
よく観察すると、中に入っていた成虫の顔と触覚の模様が表面に浮き出ていました。

この蛹の中に、最も効率よくウスタビガの体が収納されていると思うと、自然の神秘を感じます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

那須の山々にかかる虹

那須の山々の方に小雨が降り、朝日の出る方角は晴れていたため
きれいな虹がかかりました。
秋から冬にかけて那須でよく見られる現象です。

二期倶楽部の敷地内からも、東館メイン棟のちょうど後ろに虹が見えました。
赤や黄色の紅葉、リンドウの青い花、そして虹と、二期倶楽部周辺はとても色彩豊かです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ドウダンツツジ

東館のパビリオンコートにあるドウダンツツジが真っ赤に染まって、とてもきれいに見えます。
今回は、東館の方が木々の紅葉が早く訪れ、その中でもこのドウダンツツジがひときわ目立っています。

ドウダンツツジは、枝分かれしている様子が結び灯台に似ていることから名づけられました。
結び灯台とは、昔の夜の明かりで用いられたもので、3つの木の棒を組み合わせたものです。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

チゴユリの実

東館と本館の間にあるスギとヒノキが多くある場所では、チゴユリの実が見られます。
4月~6月頃に花を咲かせた後、写真のような青色のブルーベリーのような実をつけるのです。

ユリのなかでも草丈や花が小さいので、稚児百合と呼ばれます。
小さく可愛らしいので、ガーデニングで親しまれている方もいらっしゃるそうです。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

現在の紅葉

二期倶楽部の敷地では、木々の葉の色が日々移り変わっています。
枝先など限られた場所にしかなかった葉の色づきも徐々に森全体へと広がり、
緑から黄色、赤へと変化するグラデーションが至る所で見られます。

台風による影響が少なく済めば、最盛期は11月上旬となりそうです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ダイモンジソウ [大文字草]

本館の池前のお部屋へ向かう道で、ダイモンジソウが咲き始めました。
5枚の花びらのうち2枚だけが長く、
まるで大の字のように見えることからこの名があります。

秋から冬の二期の森で最も遅く咲く花のひとつです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤママユガの繭

26号の台風が去った後は、地面に小枝がたくさん落ち、
その小枝についていたヤママユガの繭がいっぱい落ちていました。

拾った繭を振るとカラカラと音がしました。

ヤママユガは、卵で越冬します。
8月頃に羽化するので、この10月の時点で繭の中の蛹は死んでしまっているものが多いはずなのですが、
写真に写っている蛹は生きていました。

虫が好きだけど本でしか見たことがないお子様がよくいらっしゃいますので、
興味があればお見せしたいと思います。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

オクモミジハグマ

こちらは、8月から10月に花が咲く、オクモミジハグマといいます。
二期倶楽部では、ブランコ付近や本館と東館をつなぐ道でよく見られます。

オクモミジハグマは、山の奥で見られ、葉がモミジに似ていて、
白熊(ハグマ)のような頭花なので「奥紅葉白熊」といいます。

白熊(ハグマ)とは、ヤクという牛の仲間の尾の毛で、
兜や槍の装飾品として利用されていたものです。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ナツツバキの実

東館のレセプション付近ではナツツバキの実が見られます。
実もみどり色なので、分かりにくく、気づく方は少ないです。

ナツツバキは、夏にツバキと似た花を咲かせるので、その名が付きました。

ナツツバキの実は、先端から基部に向かって筋が入っています。
この筋は4個所あり、葉が枯れる頃になると、
4枚の花弁が開くように実が開き、種を飛ばします。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ツルリンドウ [蔓竜胆]

リンドウの仲間のつる性植物です。
花はリンドウによく似ていますが、本種は夏に咲きます。

本物のリンドウが咲く現在では、
花の色とは似ても似つかない真っ赤な実をつけます。

花が咲いていても見逃してしまうことが多いですが、
深紅のつやつやした実は目立つので、すぐに目に留まります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

リンドウ満開

二期の森では、あちこちでリンドウが満開に咲いています。
周りは紅葉が始まり、赤い色が目立ってきていますが、
その中で、紫色がかった青い花はひときわ目を引きます。

花が開くのは気温の上がる昼で、
夕方から朝、気温の低い日や雨の日は閉じてしまいます。

10月いっぱいはきれいにみられそうです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

シロヤシオ [白八汐]

ツツジの仲間の中でも、すでに全体が赤く色づいているのがこのシロヤシオです。
別名ゴヨウツツジの名の由来になった5枚の葉が、まるで花びらのようです。

本日は朝から小雨が降っており、真っ赤に染まった葉がキラキラと輝いて見えました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

現在の紅葉

猛烈な台風26号が過ぎ去ったあと、
連日のように朝の冷え込みが厳しくなり、
木々の葉が日に日に色づいていくのを感じられるようになりました。

本館や東館周辺の日当たりのよいところにあるイロハモミジやドウダンツツジは、
先端の葉の赤みが目立つようになり、シロヤシオはすでに葉の全体が真っ赤です。

現在、台風27号が近づいていますが、
このきれいな紅葉を落とさず過ぎてくれるのを祈るばかりです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ナシイラガ

キッチンガーデンにとめてあったトラックに
緑色の触覚が生えたイモムシを発見しました。

体長は約2cmと小さく、背面には黒い線の模様があります。
このイモムシはナシイラガということがわかりました。

このナシイラガのトゲは、触れると皮膚炎を起こしますので、
注意が必要なイモムシです。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ステビア

キッチンガーデンのハーブガーデンでは白い小さな花がみられます。
こちらはステビアといいます。

このステビアは、清涼飲料水の甘味料としても利用されているんです。
朝の散策中にこのステビアを食べて頂くと
「すごい甘い!」と皆様がおっしゃり、驚かれます。

清涼飲料水の成分表の表記のみでステビアを知った方は、
人工甘味料と勘違いしていた方もいらっしゃいました。

そのため、散策時に実際に見て食べて頂いて、
天然の甘味料ということを知っていただいています。

森のコンシェルジュ  横塚 久美

カマツカの実

今は実りの秋ということで、
森の木々があちこちで赤や黄色や紫といったカラフルな実をつけています。

このカマツカの実は光沢のある真っ赤な色です。
春先は白い小さな花が集まって咲いていました。

鎌の柄に使うため「カマツカ(鎌柄)」の名でよばれていますが、
材木は牛の鼻輪にも使われるため、別名は「ウシコロシ(牛殺し)」です。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

カリンの実

先日の台風による強風で、カリンの大きな実もたくさん落ちました。

昨年はたった一つしか収穫できませんでしたが、
今年は大豊作で、今回拾ったものだけでも10kg以上ありました。

まだ緑色のものが多いですが、
日当たりのよい暖かなところに置いておけば黄色く熟してきます。

熟した実をスライスして焼酎に浸けたカリン酒や、
砂糖に浸けてできるシロップはのどの痛みに大変効果的です。

意外ですが、カリンを芳香剤として一つ車の中に置いておくという利用法もあります。
車内がカリンの甘い匂いでいっぱいになります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

台風26号

 

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二期倶楽部も、台風26号の影響を大きく受けました。
早朝はそれほど雨風もひどくなかったのですが、
午前9時ごろから猛烈な風が吹き始めました。

二期の森の木々は風にあおられてまるで弓のようにしなり、
根張りの浅かった木は根元から倒れ、少しでも弱くなっていた幹や枝は、
折れてあちこちに散乱したり、樹皮でつながって宙ぶらりんになったりしていました。

二期ブティックの前で毎年美しい紅葉を見せてくれたオオモミジの木も倒れてしまいました。
キッチンガーデンの野菜も、屋外のものは強風にあおられてほぼ全滅に近い状態です。

幸い、建物には大きな被害はありませんでした。

大変な被害を出した今回の台風ですが、
森林の移り変わる大きな流れからしたら、必要な攪乱の一種です。

今回大木が倒れたおかげで森の中に光が入り、
今まで大木の陰で耐えていた小さな芽生えや、
地中で眠っていた種子は一気に成長できるチャンスを得るのです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ツワブキ [艶蕗]

この黄色い花は、ツワブキといいます。
キク科の植物なので、花もキクに似ています。

花が終わるとタンポポのような綿毛の種が出来ます。
葉はフキによく似ていて、ワックスを塗ったようにつやつやしています。

この葉の特徴からつやつやしたフキ→ツヤブキ→ツワブキと名付けられました。
東館50号室前できれいに咲いています。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

トウガラシ乾燥

キッチンガーデンで栽培している日光トウガラシが赤くなってきたので、...
収穫してひもで縛り、つるして干しておきました。

真っ赤なトウガラシは部屋のインテリアにもなって一石二鳥です。

最近はずっと暖かい日が続いていますが、
やがて霜が降りて紅葉が始まり、寒い季節がやってきます。

そんな時にはトウガラシを使った料理を食べて、
体の中からポカポカになりたいですね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

現在の葉の色付き

今年もそろそろ紅葉のシーズンが近づいてまいりました。
写真は現在の東館周辺の様子です。

現在はまだカエデの枝先がほんのり赤みを帯びている程度です。

標高の高い茶臼岳周辺の紅葉は例年よりも早かったですが、
二期倶楽部周辺はここ最近暖かい日がずっと続いているので、
紅葉の見ごろは例年通り11月上旬か、少し遅くなるかもしれません。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

どんぐりの根

二期倶楽部の敷地内では、いたるところでドングリ(正確にはコナラの実)が落ちています。

よく見てみると、早くも根を出し始めました。

ドングリの仲間は乾燥に弱く、
乾いたままだと一週間程度で発芽能力を失ってしまいます。

運よく苔の上などの水分の多いところに落ちたり、
リスなどの動物によって地中に埋められると、
このように根を出してきます。

周りに立っている立派な木々も、
このように根を出したばかりの時期があったのですね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ナギナタコウジュ [薙刀香薷]

二期の森で、ナギナタコウジュの紫色の花が見ごろとなっています。
花穂の片側だけに花が咲く姿をなぎなたに例えてこの名があります。

全草を乾燥させたものは生薬で「香薷(こうじゅ)」といい、
解熱、利尿などに効果があります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

キツネノエフデ [狐の絵筆]

二期の森で、また不思議な物体を見つけました。

全体に細長く、赤から白へ半透明のグラデーション、
根元にはトカゲの卵のような膜状のものがあり、
先端の方には何やら茶色い液体のようなものがベタッとついていました。

おっかなびっくり棒でつついてみましたが、
動く様子はないのでどうやら動物ではなさそうです。

調べてみると、これはキノコの一種、「キツネノエフデ」でした。
茶色い液体状のものは悪臭を放つ胞子の集まりで、
この臭いに群がったハエによって胞子を運ばせるようです。

この姿はあまり長くはもたず、
前日見つけたキツネノエフデを次の日に見たところ、
10分の1以下の大きさに縮んでしまっていました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

カマキリ

散策時にキッチンガーデンのイチジクの畑で、
カマキリを発見しました。

葉の裏側に隠れていて、そのカマキリを覗き観察すると
ゆったりとした動きで逃げていきました。

カマキリは前足が鎌状に変化し、その鎌でほかの昆虫を捕食します。
鎌で切るからカマキリという名前になったといわれています。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

マムシグサ[蝮草]

東館と本館をつなぐたしろ橋の下では、
オレンジ色の実をつけたマムシグサが見られます。

1つ1つの実が小さく縦に並んでいるので、
トウモロコシのように見えます。

この実には、サポニンという毒が含まれているので、
食べることは出来ません。

果汁に触れるとただれてしまい、
食べてしまった場合は、吐き気・腹痛、最悪心臓麻痺がおこります。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

キバナアキギリ [黄花秋桐]

二期の森で、キバナアキギリが咲き始めました。
「アキギリ」という花もありますが、
そちらは紫色で、本種は黄色です。

よく花壇などで見る真っ赤なサルビアや
ブルーのメドーセージと同じシソ科アキギリ属であるため、
花の形はそっくりです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

カラカサタケ [唐傘茸]

二期の森で、傘の直径が20cm、柄の長さが30cm近くある
超巨大キノコが生えてきました。

こちらはその名も「カラカサタケ」。
昆虫やリスなど、森の小さな生き物たちにとっては
本当に雨宿りできそうなサイズです。

気になる毒性ですが、天ぷらや炒め物など、
加熱調理すれば食べられます。
しかし、生で食べるとおなかを壊します。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

フジバカマ

キッチンガーデンでは、白い糸のような雄しべが目立つフジバカマがみられます。

すごく小さい花ですが、匂いに誘われてアオハナムグリがやってきました。


フジバカマは、良い香りがすることで芳香剤としても利用されていました。

そのため、平安時代の女性はフジバカマの茎や葉を干して、

その干したものを水につけ髪を洗っていたそうです。


森のコンシェルジュ 横塚 久美

エゴノキ

テニスコートにあるエゴノキ、以前は薄黄緑色の実をつけていました。

今では色が茶色に変化し、皮が割れてこげ茶色の実が現れています。


この実は、ヤマガラなどが好むので、散策時に会えるかもしれません。

もう少しで紅葉が始まり、全体的に葉が黄色になります。


森のコンシェルジュ 横塚 久美

フキバッタ [蕗飛蝗]

二會川沿いの手すりの上に、フキバッタがいました。

イナゴの一種で、本種は羽が退化しているため、飛ぶことができません。


今は農薬などの影響で少なくなっていますが、昔は田んぼにたくさんイナゴがいて、

私が子供のころはよくイナゴの佃煮を食べていた記憶があります。


捕獲方法はかなりワイルドで、聞くところによると、

当時はバイクの横に大きな網をくっつけて田んぼの横の道を走り抜け、

イナゴがびっくりして跳び出したところを一網打尽にしていたそうです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


アリジゴク

ツリーハウスを清掃中に根元でアリジゴクを発見しました。


私自身アリジゴクと巣を見たことがなく、何のくぼみか分からなかったのですが、

阿久津さんに教えていただいて、これがアリジゴクだと分かりました。


アリジゴクを見ようとおびき寄せる行動をとりましたが、

残念ながら、この巣は空になっていました。


森のコンシェルジュ 横塚 久美

センブリ【千振】

東館の入り口付近にあった、センブリが咲きました。


つぼみから花が開くまで約2週間かかりましたが、

このように可愛らしい花が見られました。センブリを実際に見たことがない方が多く、

朝の散策時などでお教えすると、驚かれる方が多いです。


そして、以前お伝えしたセンブリが育毛剤になるということをお教えすると

みなさん笑ってくださいます。


森のコンシェルジュ 横塚 久美


ソヨゴの実

東館45号室の脇にあるソヨゴに、小さな赤い実がついていました。

花は6月頃に太陽に向かって上向きに咲きます。


実をつけると場所は、長い柄の先なので、実ができるとだんだんと下がり、

葉に隠れてしまうものがほとんどです。


この実は、食べられますが、ジャムなどに加工したほうがおいしいです。


森のコンシェルジュ 横塚 久美


キンモクセイ

本館ブティックの横でキンモクセイが咲きました。

その付近を通るだけで、キンモクセイの香りが漂ってきます。


この香りは強いので、トイレ付近に植えられ、芳香剤として利用されていました。

私の小学校の校庭ではメインにキンモクセイを植えていたので、

この香りを嗅ぐととても懐かしい気持ちになります。


森のコンシェルジュ 横塚 久美

モッコク

キッチンガーデン付近で赤い実を発見しました。

こちらは、モッコクといい、7月頃に白い花を咲かせていました。


赤い実と深い緑の葉でクリスマスカラーになってきれいで、よく庭で植えられる植物です。


モッコクの赤い実は、パックリと割れているのが目立ちます。

割れたものの下をのぞくとオレンジ色の種がぶらさがっているんです。


森のコンシェルジュ 横塚 久美


倒木から薪づくり

先日の台風で倒木してしまったコナラの木を、

グラウンドキーパーさんが玉切り(幹を一定の長さに切ること)していました。


とても立派で大きなコナラの木で、チェーンソーで切るのも一苦労だったようです。

これから玉切りした幹を薪の大きさに割り、

12月まで乾燥させたらレセプションや客室の暖炉で使います。


できたての立派な薪なので、よく燃えるそうです。

冬が待ち遠しいですね。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


実りの秋の木彫りリス

二期の森にはドングリやクリやクルミが至る所に落ちており、

まさに実りの秋といった様相です。


二會川沿いにある木彫りのリスにも、どなたかお客様が

木の実をたくさんお供えしてくださいました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

リンドウ [竜胆]

二期の森に、リンドウの花が咲き始めました。

二期倶楽部の位置する那須町の花でもあります。


これから11月まで咲き続け、あたりが紅葉で赤や黄色に染まる中、

地表で青い色彩を添え、二期の森の彩をより美しくしてくれます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ニシキギ [錦木]

本格的な紅葉シーズンの前、

一足先に真っ赤に色づくこの木は「ニシキギ」です。


名前は、この鮮やかな紅葉を錦に例えて名づけられました。

今はまだ緑の葉が多いですが、11月上旬になりますと、

あたりの木々が赤や黄色に染まります。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳