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September 2013

ヘクソカズラ [屁糞蔓]

二期の森のいたるところで、ヘクソカズラの実が熟し始めました。

つやつやとした照りがあり、見た目はきれいですが、

実を潰すと大変臭いのでご注意を。


しかし、この実のしぼり汁はしもやけやあかぎれに大変効果があります。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


お昼寝ファルコン

日中暖かくなった日に、ファルコンをシャンプーしました。


ファルコン、皮膚におできができてしまい、

今月の中旬に手術していましたが、

24日に抜糸して、今はすっかり元気です。


写真はお日様の光で自然乾燥中のファルコンです。

ポカポカ陽気の気持ち良さで、お昼寝モードのようです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

チカラシバ [力芝]

アートビオトープの前を走る道路の脇で、

エノコログサ(ネコジャラシ)を巨大化させたような

剛毛の穂をつけた草がたくさん生えています。


こちらは「チカラシバ」。

株が大きくなり、引っこ抜くにも力がいることからこの名があります。


果実は長い毛がついていて、これを動物や人間にくっつけ、種を運ばせます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

オオバショウマ [大葉升麻]

東館と本館の間にある川沿いの道の脇に、

ブラシのような白い花が咲いています。


こちらは、「オオバショウマ」です。


薄桃色の玉状のつぼみをつけ、下から真っ白な花が順番に咲いていきます。


川沿い斜面の真ん中あたりにあるので、少し気づきにくいですが、

近くを通ったら、探してみてください。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

キンエノコロ [金狗尾]

秋風に、エノコログサ(別名:ネコジャラシ)が至る所で揺れています。


写真はエノコログサの一種、穂が金色のキンエノコロです。

エノコログサという名前は、「犬っころ草」が語源で、

毛の生えた穂がまるで犬のしっぽのようであることから名づけられました。


呼び名にイヌとネコのどちらもある面白い草です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


ヤマトリカブト [山鳥兜]

二期の森で、ヤマトリカブトの花が咲き始めました。


言わずと知れた猛毒の植物で、

ドクゼリ、ドクウツギと並んで日本三大有毒植物の一つとされています。


全草に毒があり、特に根が一番強力です。


名前は、紫色の花の形が舞楽の装束である

「鳥兜」に似ていることから名付けられました。


春先の若葉は山菜のニリンソウやモミジガサ、などとよく似ているので、

採集する際は注意が必要です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

キクイモ [菊芋]

ツリーハウス周辺で、キクイモの黄色の花が咲いています。


冬になり、地上部が枯れてきたら

地下の塊茎(かいけい:イモ状の地下茎)を収穫します。


根は食物繊維とイヌリンという多糖類が主成分で、

デンプンはほとんど含まれていません。


イヌリンは低カロリーで、腸内環境の改善などにも効果があるため、

健康食品としても利用されます。


二期倶楽部のレストランではスープなどにしてお出しします。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


おばけカボチャ 

キッチンガーデンで、カボチャがたくさんでき始めました。

昨年はだいぶサルたちにやられましたが、

今年は昼間ファルコンに周辺を偵察してもらっているせいか、

ほとんど被害がないです。


アートビオトープのガラス工房の宮崎さんが、

ハロウィン用に顔を彫り、ユーモラスなおばけカボチャを作ってくれました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマグリ [山栗]

実りの秋を迎えた二期の森では、

ヤマグリの実が至る所で落ちているのが見られるようになりました。


栽培栗と比べたらだいぶ小粒ですが、その分味は濃いです。

人間だけでなく、動物たちにも大人気で、

昨年は、サルたちがこの実を拾って次々口に入れていく光景が見られました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ウメモドキ [梅擬]

東館レセプション付近や、キッチンガーデンで、

真っ赤なウメモドキの実が生っています。


ウメの仲間ではなく、モチノキ科ですが、

花や葉がウメによく似ているためこの名があります。


これから秋が過ぎ、落葉した後も実はしばらく残ります。


緑の葉を背景にした鮮やかな赤い実もかわいらしいですが、

色彩の少ない冬木立や雪景色の中、深紅の実はいっそう目を引くようになります。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヒヨドリバナハナフクレフシ

今回も虫こぶシリーズのご紹介です。


発見したお客様からは、「実ですか?」とよくご質問を受けますが、

こちらは実ではなく、ヒヨドリバナハナタマバエが、

ヒヨドリバナの花に卵を産み付けたために植物組織が異常に膨らんでできた、

正真正銘の「虫こぶ」です。


繊細な感じのヒヨドリバナの花には不釣り合いに巨大化し、

先日見つけた、赤く美しいナラハヒラタマルタマフシとは、

同じ虫こぶとは思えないくらいえらい違いですね。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

植物の名前を簡単に調べる方法

森のコンシェルジュでも、当然名前のわからない植物に出会うことは多々あります。


私が学生時代の時は、「全検索」と称して、

植物図鑑を片っ端からめくっていたものですが、

それでは非常に手間と時間がかかります。


森のコンシェルジュになってから、植物に関する報告書やブログを

短時間で書かなくてはならなくなったので、

もっと簡単に植物の名前を調べる方法を編み出しました。


現在は、インターネットという便利なツールがあり、

どこかの植物に詳しい方が、ブログやサイトで植物の写真と名前を掲載しています。


そのため、植物の花の色、生えている場所、葉の形、季節などを入力して

画像検索すれば、探している植物そのもの、または似た形の近縁種くらいは

見当をつけることが可能です。


写真の植物では、例えば「ピンク色の花 水辺に咲く 秋」

といった具合です(探してみてください)。


ただし、インターネットは間違った情報もあるので、

最後は図鑑で確認します。


植物の形態に関する専門用語(たとえば、互生、対生、羽状複葉、唇状花など)

を知っておくと、より探しやすくなります。


道端で咲いている花や、庭に生えている木の名前が気になったときは、

ぜひ試してみてください。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


ヤマトリカブト [山鳥兜]

二期の森で、ヤマトリカブトの花が咲き始めました。


言わずと知れた猛毒の植物で、

ドクゼリ、ドクウツギと並んで日本三大有毒植物の一つとされています。

全草に毒があり、特に根が一番強力です。


名前は、紫色の花の形が舞楽の装束である「鳥兜」に似ていることから名付けられました。

春先の若葉は山菜のニリンソウやモミジガサなどとよく似ているので、

採集する際は注意が必要です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

キクイモ [菊芋]

ツリーハウス周辺で、キクイモの黄色の花が咲き始めました。

冬になり、地上部が枯れてきたら

地下の塊茎(かいけい:イモ状の地下茎)を収穫します。


根は食物繊維とイヌリンという多糖類が主成分で、

デンプンはほとんど含まれていません。


イヌリンは低カロリーで、腸内環境の改善などにも効果があるため、

健康食品としても利用されます。


二期倶楽部のレストランではスープなどにしてお出しします。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ウドの花

二期の森のいたるところで、ウドの花が咲き始めました。

春先に出てきた若い芽は天ぷらにすると絶品ですが、現在は花の季節です。


小さい花が集まって球状になっています。

色が淡いので、目立つ部類の花ではないですが、

蜜をよく出し、アリや蝶などが群がってきます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


ツリフネソウ [釣船草]

二會川のほとりで、鮮やかなピンク色のツリフネソウが咲いていました。

花が帆掛け船を吊り下げているように見えるため、この名があります。


真夏の森は比較的花が少なめでしたが、これから霜が降りるまでの間、

本種のほか、リンドウ、アキノキリンソウ、フジバカマ、ヤマトリカブトなどの

秋の花々が見ごろとなります。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

倒木

先日の台風で、

テニスコート付近に生えていたコナラの木の一本が根こそぎ倒されてしまいました。

改めて台風のパワーを実感します。


隣の木に引っ掛かり、完全には横倒しにはなりませんでしたが、

植え戻しても不安定なので、

グラウンドキーパーさんが、伐って薪にしてくださるということです。


森での命を終えたこの木は、

冬には暖かな熱となって、お客様を温めてくれるでしょう。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

モリアオガエル 

ハーブガーデンのビニールハウスに、

モリアオガエルがぺったりとくっついていました。


何やら物思いにふけっているように、

びくとも動きませんでした。


アマガエルにもに似ていますが、

本種はアマガエルの二倍くらいの大きさで、

アマガエルにはある目の周りの黒いラインがありません。


無事に外に脱出してくれるといいです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

台風一過

本日は台風一過の快晴となりました。

台風が一気に秋を運んできたようで、
カラッとして涼しい空気がとても心地よいです。

金色がかった稲穂と、穂が出そろったススキが風になびいていました。
明後日は十五夜です。

森のコンシェルジュ阿久津 瞳

ナラヒラタマルタマフシ

東館パビリオンで芽生えたコナラの葉に、
きれいな赤い玉状のものがついています。

こちらはほかの木の実が葉の上に落ちたわけではなく、
コナラの葉から直接生えています。

こちらは虫こぶ(植物の内側にタマバチ、タマバエなどの昆虫が卵を産み付けることによって、
組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の部分)の一種、
ナラヒラタマルタマフシです。

虫こぶもいろいろな形状や色がありますが、
本種は特に美しい色と形をしています。

中に虫の卵や幼虫が入っているとは到底思えないですね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

センブリ[千振]

東館の入り口では、センブリのつぼみが見られますので、
あと少しで、可愛らしい白い花が咲きます。

苦いで有名のセンブリは、腹痛や消化不良などの胃腸に効く薬としても有名です。
その他の用途では、意外なもので、育毛剤としても利用できます。

育毛剤はセンブリをホワイトリカーに浸けて2か月冷蔵庫に保存すればできます。
キッチンガーデンのスタッフが、旦那さんのために作ると張り切っていました。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

サルナシ [猿梨]

キッチンガーデンの木製の棚に絡みついているサルナシがちらほらと熟し始めました。

「ナシ」とはついていますが、キウイフルーツの仲間です。
断面も味もキウイそっくりです。食べると、少し舌がしびれる感覚もあるのですが、
これはタンパク質分解酵素が入っているためです。

あまり食べ過ぎると舌が痛くなってくるので、注意が必要です。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

オニグルミ [鬼胡桃]

オニグルミの実が、本格的にたくさん落ちてくるようになりました。

落ちたばかりの時はこのように緑色の果皮に包まれており、
中におなじみの硬いクルミが入っています。

ツリーハウスのホストツリーでもあり、
朝の散策でツリーハウスまで行ったところ、
周辺ではリスの姿がよく見られます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマボウシ

現在本館では、赤い実をつけたヤマボウシが目立っています。

実は甘くてそのままでもおいしいですが、
ジャムや果実酒に利用したり、
凍らせればシャーベットに利用してもおいしく食べられます。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ナツハゼ [夏櫨]

東館32号室前で、ナツハゼの実が黒く熟してきました。
夏の時期から、秋に紅葉するハゼの木のように赤くなることから名づけられました。

ブルーベリーと同じツツジ科スノキ属に属し、
黒い実は食べられます。

実際に一つ味見してみましたころ、
野生味あふれる感じで、酸味が強く、甘みはほんの少しでした。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ファルコン

ファルコンの体の左側の皮膚におできが出来てしまって、
それを取り除くために手術をしました。

今手術後の縫い糸が残っており、
その糸を取られないために首にエリマキトカゲのようなわっかをつけています。

かわいそうですが、抜糸まで我慢してもらいます。
早く元気になってくれるといいですね。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

バジル収穫

東館でバジルの依頼があり、一輪車いっぱいに収穫しました。
収穫直後は香りが強く、キッチンガーデン全体にバジルの香りがただよった程です。
茎も含めて収穫したので、今度はそこから葉っぱのみを取ります。

このバジルが何に変身するか楽しみです。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

オトギリソウ [弟切草]

誰でもどこかで名前を耳にしたことがあると思われる薬草です。

「弟を切る草」という、恐ろしい名前を持っていますが、
これはこの草の薬効の秘密を洩らした弟を兄が斬り殺したという伝説に由来します。
葉や花びらに小さな黒点がたくさんついてますが、
これがそのとき飛び散った血の跡だといういわれがあります。

実際、この草の薬効は絶大で、生の葉は切り傷や打ち身に効くほか、
乾燥したオトギリソウを、焼酎につけておいたものは、
虫刺されにつけるとかゆみがあっという間に止まり、
腫れずにすぐ直ってしまいます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ノアザミ[野薊]

ツリーハウスでピンクの花を咲かせるノアザミが見られます。


通常ノアザミは、5月から8月に花を咲かせますが、

まれに10月まで咲くことものもあります。


総苞片(花の下の部分)がネバネバしている特徴があり、

この特徴でノアザミと酷似しているノハラアザミと区別ができます。


森のコンシェルジュ 横塚 久美

ルドベキア

テニスコート横でルドベキアが目立って咲いています。

黄色い花びらに中心部分がこげ茶色になっています。


ルドベキアにはいくつか種類があり、写真に写っているものは、

その中でも「タカオ」とよばれる品種です。


小さい花をいくつもつけて咲くので、ヒマワリの代わりにこのタカオを植える人もいます。


森のコンシェルジュ 横塚 久美

キンミズヒキ [金水引]

アキノキリンソウ、ヤクシソウに続き、

秋の二期の森に咲く黄色い花、「キンミズヒキ」です。


ミズヒキという植物もありますが、そちらはタデ科で、

キンミズヒキはバラ科なので、全くの別種です。


両者とも細長い花穂をもち、それをご祝儀袋に結ぶ水引に例えたようです。


ミズヒキは花びらが上から見ると赤、下から見ると白ですが、

キンミズヒキの花びらははどこから見ても黄色です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


バッタ

レモングラスの上にちょこんとバッタが乗っていました。


体長がおよそ3cmでとても小さく、足は黒く色で細く長い特徴があります。

そのため、このバッタはアシグロツユムシだと思われます。


葉の上でじっとしていることが多い昆虫で、

私が触ろうと手を出しても動きませんでした。


森のコンシェルジュ 横塚 久美

シロヒトリ

アート・ビオトープ那須の砂利の駐車場で、

黒くてふさふさした物体が蠢いていました。この物体は、シロヒトリという蛾の幼虫です。


黒くて長い毛に覆われて、いかにも毒がありそうな毛虫ですが、

毒はありません。

触れて頂いても大丈夫です。


森のコンシェルジュ 横塚 久美


タマアジサイ [玉紫陽花]

本館周辺で、タマアジサイが見ごろです。アジサイというと梅雨のイメージですが、

本種は初秋に咲く花です。


咲いた姿はガクアジサイにそっくりですが、

つぼみが丸く、玉のようなのでこの名があります。


薄い紫がかった白の色合いで、とても上品な感じです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

オクラ [秋葵]

キッチンガーデンで、クリーム色のかわいらしい花が咲いています。

こちらはネバネバ野菜のオクラの花です。


きれいな花ですが一日しか咲きません。

早朝に咲いた花は夕方には萎んでしまいます。


花のあとできるオクラの果実は、炒める、煮るなどいろいろ調理法がありますが、

個人的にはさっと茹でて小口切りにし、醤油と鰹節と混ぜ、

ご飯にかけて食べるのが一番好きです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


タケニグサ [竹似草]

二期の森では、タケニグサという、2mもの大きさになる一年草をよく見かけます、

その大きさから、遠くからでもよく目立ちます。


現在、実がたくさんついていており、風に揺れるとさらさらとよい音が鳴ります。


このタケニグサ、日本では雑草扱いされていますが、

背の高さと独特の葉の形などが重宝され、

西洋式の庭園では園芸植物として栽培されています。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

オトコエシ [男郎花]

現在、二期の森では、小さな白い花が集まって咲くオトコエシが見ごろです。


花に交じっている緑色の丸い物は果実で、中心の膨らんだ部分が種子です。


秋の七草のオミナエシよりも葉が大きく、

全体的に丈夫そうな印象があるのでこの名があります。


全草、根茎を天日で乾燥したものは、生薬名で敗醤(はいしょう)と呼び、

腫物の解毒などに効果があります。


生薬名は、花瓶に生けておくと、

醤油(しょうゆ)の腐ったような匂いがしてくることから名づけられました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ピザづくり体験、継続中

7月からキッチンガーデンで行っているピザづくり体験ですが、

毎週土日開催で、9月末まで継続中です。


生地から練り、

具の野菜はキッチンガーデンに実っているものをご自分の手で収穫し、

最後に本格的な薪釜で、あっという間に焼き上げます。


ご参加の皆様には、新鮮野菜のおいしさに大変お喜びいただいております。

今年のピザづくりも残すところあと一か月を切りました。

ご予約お待ちしております。


詳しくはこちらhttp://www.artbiotop.jp/archives/3641。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


お食事中のサル

アートビオトープにサルが現れました。


カフェのスタッフが飾りでいくつか野菜をテーブルの上に置いておいたところ、

一匹の猿がやってきて、お行儀よく椅子に座って食べ始めたのです。


写真は、その際のベストショットです。(撮影:ABNカフェスタッフ)。


一方、二期の野菜を育てているキッチンガーデンには

最近、サルはほとんど現れていません。


きっと、看板犬のファルコンが偵察してくれているからでしょう。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

初秋の二期倶楽部

二期の森の敷地では、いたるところで体が真っ赤な赤とんぼが飛んでいます。

あちこちでコオロギの鳴き声が聞こえ、野菊が咲き、すっかり初秋の様相です。


秋晴れの空と涼しい秋風が待ち遠しいです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


カヤツリグサ [蚊帳吊草]

カヤツリグサ [蚊帳吊草]


誰でもどこかで一度は目にしたことがあるであろう雑草です。

二期倶楽部の敷地でも、キッチンガーデンや水田周辺などでよく見られます。


現在花を咲かせていますが、緑色でほとんど目立ちません。


顧みられることも少ないですが、こんな草でもちゃんと名前があります。

茎を切って両側から裂き、真ん中から広げると、

まるで蚊帳を吊ったような形になることからこの名があります。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ナガメ

ハーブガーデンで水やりをしていると色鮮やかな虫を発見しました。

こちらは、カメムシの「ナガメ」といいます。


アブラナ科の植物が好きで、写真に写っている植物もアブラナ科になります。

体がとても小さくて約5mmでした。

大きく育っても1cmにしか成長しません。


オレンジ色が目立ち、顔のような模様が特徴的です。


森のコンシェルジュ 横塚 久美


ツルムラサキ

畑の奥で育てているツルムラサキの花が咲き始めました。

薄ピンクの小さい花が特徴です。


この花や葉、茎は油炒めや胡麻和えすると美味しいです。

ビタミンも豊富に含まれている野菜になります。


森のコンシェルジュ 横塚 久美


チドメグサ [血止め草]

森の中やキッチンガーデン周辺などで、

写真のようなつやのある葉がたくさん集まっている場所をよく見かけます。


この植物は、「チドメグサ」といいます。

傷口に張って止血に使っていたことからこの名があります。


薬草としても使え、なかなかかわいい葉をしていますが、

芝生に入り込むと除草が難しいので、厄介な雑草扱いされてしまいます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

シロヤマブキ [白山吹]

東館客室周辺などで、枝先に表面が黒光りした4つの実がついた植物が見られます。

こちらはシロヤマブキです。


5月には4枚の白い花びらを持つ可憐な花を咲かせておりました。

色は違いますが、実の付き方はその花の形を連想させます。


この黒い実はなかなか落ちず、冬を越して来年の春まで枝先についたままです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

アキノキリンソウ [秋の麒麟草]

敷地内全体で、アキノキリンソウが咲き始めました。


かつては里山周辺でよく見られ、秋の花の代表だったのですが、

最近はめっきり少なくなりました。


二期の森のような、よく管理された里山では現在でも咲く姿を見られます。


名前は、ベンケイソウ科のキリンソウと花が似ており、

秋に咲くことから名付けられました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳