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January 2013

凍ったししおどし

本館のお部屋、撫子(なでしこ)の前には獅子脅しがあります。
今朝見てみると、雪と寒さで支持台(音を出すところ)の石と竹とが凍ってくっつき、
水がたまっても竹が傾かなくなっていました。

もっとも寒さの厳しい今時期、毎年見られる光景です。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

風紋 [ふうもん]

本日の朝は、大変な強風が吹いていました。
積もった雪が巻き上げられて視界が霞み、
外を歩いていると飛ばされそうになるほどでした。

そんな大変な強風ですが、雪の上に美しい模様を描いてくれました。
こちらは風紋(ふうもん)と呼ばれ、
降り積もった雪が強風にあおられて出来ます。

層が幾重にも重なって、まるで波打ち際のようです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

地層

ツリーハウスの窓から外を眺めると、目の前に地層が見えます。
雪が降ると、周りはすべて雪をかぶって白くなり、
写真のように、地層の部分だけ浮き出て見えるようになります。

寒い冬にはお部屋でのんびりするのも楽しいですが、
積もった雪を踏みしめて、森の奥までお出かけしてみてください。
思わぬ美しい景色に出合えるかもしれません。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

イチジク


写真は、キッチンガーデンの一角です。
雪の上にひょろっと伸びた枝がたくさん並んで生えています。

こちらはイチジクです。

昨年に剪定枝を挿し木にして作った苗を植えました。
30cmくらいに切った枝を泥に挿しておくだけで根っこが出てくるので、
とても簡単に苗木が作れます。

このイチジクたちが実をつけるようになる日が待ち遠しいです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

縮んだ松ぼっくり

二期倶楽部の敷地に落ちている松ぼっくりは、
最近、雪解けの水に触れて縮んでいるものが多いです。

松ぼっくりには、濡れると縮み、乾燥すると開く性質があります。
この性質は枝についているときも、下に落ちてしまった後も保たれます。

松ぼっくりの傘の中には、風で遠くに飛べる種が入っています。

もし雨の日に傘を開いたままだと、中の種が流れ出て真下に落ちてしまいます。
そのため、雨の日には傘を閉じて、種が出てこないようにしているのです。

晴れて乾燥すれば、また傘が開いて種を飛ばします。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

セグロセキレイ [背黒鶺鴒]

二会川の飛び石の近くで、セグロセキレイを見つけました。
よく見かけるのですが、近づくといつも逃げてしまいます。

今回は川の対岸からデジカメのズーム機能を使ってかろうじて姿を撮影できました。

よく似た仲間に「ハクセキレイ」がいます。見分け方は名前にある背の色ではなく頬の色です。
ハクセキレイは頬が白いのに対し、本種のセグロセキレイは頬が黒いです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

鳥の足跡

スズメやシジュウカラのような小さい鳥のかわいらしい足跡を発見しました。
川の近くで発見したので、水を飲みに来た時に着いた足跡のようです。

スズメのような小さい鳥は、3本の指(前)と1本の指(後)が特徴です。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ナスタチウム

キッチンガーデンで育てているナスタチウムは黄色と赤の二色ですが、
品種によっては、ピンクやオレンジの花も咲かせるようです。

ハウスの中に暖かい空気が入っているので、
上の写真のように生息域を徐々に増やしています。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ウスタビガの繭

二期倶楽部の第2駐車場でウスタビガの繭を発見しました。
私は、今までウスタビガの繭を自力で発見したことが無かったので、
発見した瞬間に写真に収めてしまいました。

特徴は、黄緑色していることと、地上から約50cm~1m50cmの高さに作ることです。
この写真の繭も約1mの高さに作られていました。

森のコンシェルジュ 横塚 久美

ニシキギの冬芽

こちらはニシキギの冬芽です。
冬芽の部分よりも、枝の周りについた「翼(よく)」という部分がとても特徴的です。
二期ブティックの前や、テニスコート付近などで見られます。

ニシキギの見ごろは何と言っても秋です。
10月下旬から11月上旬の紅葉時期に、葉が真っ赤に染まります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ブルーベリーの冬芽

こちらは、キッチンガーデンのブルーベリーの冬芽です。
赤みがかった光沢のある鱗状の芽鱗(がりん)にしっかり包まれています。

5月の初めに葉や花が芽吹いて、
7月上旬から実がなり始めます。

こんな小さな冬芽に、葉や花すべてが小さく折りたたまれて入っていると思うと、
とても不思議な気がします。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

冬のナガバノコウヤボウキ

すっかりセピア色に変わった星型のがくに、
綿毛がついた種がまだかろうじて残っています。

こちらはナガバノコウヤボウキ。
細く丈夫な枝をもち、その昔、奈良の高野山で箒に利用されていたそうです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

コナラの冬芽

二期倶楽部で一番多い木、コナラの冬芽はこのような形です。
枝先に、小さい冬芽がたくさん集まっています。

5月上旬くらいから徐々に地表付近の冬芽から若葉が芽吹き始め、
5月中旬になると、芽吹きが木のてっぺんまで届きます。

その時期の若葉には細かい毛が生えており、
それが光にあたって銀色に見えるので、最盛期の新緑は銀緑とも呼ばれます。

阿久津 瞳

冬のオクモミジハグマ

積もった雪の中で、ドライフラワー状態になった植物を見つけました。
茎全体に果実の名残がついていて、このままかんざしにでもしたくなる形状です。

これだけだと何の植物かわからなかったのですが、
雪を少し掘ってみると、辛うじて葉が残っていたので、
名前がわかりました。

こちらはオクモミジハグマです。
夏から秋にかけて控えめな小さな花を咲かせます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

マンサクの冬芽

本館のカフェ前にあるマンサクの木に、
卵型の冬芽がたくさんついていました。

写真は花芽(かが、はなめ:花が入っている冬芽)です。

4月のはじめに、ここから黄色い糸状の花がたくさん咲きます。
春に他の花よりも先に「まず咲く」ことから「マンサク」と名付けられました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ハウスの菜の花

キッチンガーデンのハウスの中では、
昨年のこぼれ種から芽を出した菜の花がだいぶ大きく成長してきました。

2月中には花が咲き始めます。
柔らかい新芽の部分などが、レストランで使われます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

つらら [氷柱]

今朝、本館池前の屋根につららが出来ていました。
長いものでは50cm近くあり、朝日を浴びてキラキラしていました。

気温などの条件がそろえば、つららがまるで鍾乳石のように、
屋根から地面までつながった光景を見ることが出来ます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

キンシバイの果実

二期倶楽部の敷地で、またもやデザイン性に優れた果実を発見しました。
こちらはキンシバイの果実です。

茶色の落ち着いた色合いに、均整のとれた形をしており、
このまま髪飾りにもできそうです。

7月に黄色い花を咲かせ、キッチンガーデンや東館のメイン棟周辺を鮮やかに彩っていました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

猛吹雪

本日は朝から猛吹雪となりました。
写真はツリーハウス付近です。

外を歩いていると、強風によって雪が舞いあがり、
景色がかすんで見えました。

足跡はあっという間に消えてしまい。
至る所で風紋(ふうもん:強風によって雪の上にできた模様)
が見られ、きれいでした。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

雪景色

本日は、久しぶりに雪が降りました。
朝からずっと降り続け、昨年の12月10日以来の本格的な積雪となりました。

 

yukidarumaA3.JPG

東館では、朝のうちに積もった雪でお客様が雪だるまを作っていらっしゃいました。
耳のついたかわいい雪だるまでした。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

リョウブの冬芽

東館からキッチンガーデンに向かう道の脇でよく見かける冬芽です。
写真の冬芽の左側についているのは、剥がれかかった芽鱗(がりん:冬芽を保護するうろこ状の物)です。

冬芽は大きく分けて鱗芽(りんが:芽鱗に保護された冬芽)と
裸芽(らが:むき出しの冬芽)があります。

普通は冬の間どちらか一方の形態をとるのですが、
本種は冬の半ばに芽鱗が剥け、鱗芽から裸芽に変わります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ウグイスカグラの冬芽

こちらもアオダモに負けず劣らず魔法の杖っぽい冬芽です。
それぞれの樹木の冬芽を観察していると、自然の造形美に感動します。

6月の中旬になると、小さな赤い実をつけます。優しい甘さでおいしいです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

アオダモの冬芽

アオダモといえば木材の部分がイチローのバットに使われている木ですが、
冬芽部分を見ると、さながら魔法使いの杖といった感じです。

先端にきれいに3つ並んだ冬芽は、独特な淡い青紫色をしています。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

粉吹き干し柿

キッチンガーデンの干し柿がだいぶ乾燥し、
表面に白い粉が吹いてきました。

この白い粉の正体はカキに含まれている糖分が結晶化したものです。

中国ではこれを「柿霜」(しそう)と呼び、薬としてのどの痛みや咳止めなどに用います。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

鳥に食べられたムベ

東館51号室に実ったままになっていたムベですが、
ついに鳥に食べられてしまいました。

先日二度目の試食をいたしましたが、霜にたくさんあたったためか、
最初に試食した時よりもねっとりとして甘みが増している気がしました。

もしかしたら、鳥もそれを狙って今まで食べていなかったのかもしれません。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

クロモジの冬芽

こちらも本館の「撫子」の前にあるクロモジの木の冬芽です。
形状がだいぶ特徴的です。
丸い冬芽の中には花が入っており、とがった冬芽の中には葉が入っています。

ウメの花とほぼ同じ時期に、淡い黄色の花が咲き始めます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ウメの冬芽

本館のお部屋「撫子」の前にあるウメの木の冬芽です。
無彩色の景色の中、緑の枝に赤い冬芽は鮮やかで目を引きます。

二年前は4月上旬に咲き始めましたが、
昨年は春が来るのが例年よりも遅く、4月の中旬に咲き始めました。

今年の春の訪れはいつ頃になるでしょうか。とても待ち遠しいです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

チョウジガマズミの冬芽

引き続き冬芽シリーズです。
こちらは、東館52号室付近にあるチョウジガマズミの冬芽です。
まるでバラのように見えます。

チョウジガマズミのチョウジとは、漢字で書くと「丁子」、
香辛料のクローブを意味します。
花やつぼみがクローブにそっくりになります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

池周辺歩道完成

連日進行状況をお伝えしてきました、
キッチンガーデンのホタル池周辺の整備作業が完了いたしました。
歩道すべてに砂利が敷かれ、快適に池周りを一周できます。

キッチンガーデンに立ち寄った際は、ぜひちょっと足を伸ばして、散策してみてください。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

大根いろいろ

キッチンガーデンの畑で育った大根は、
外に植えたままにすると動物たちに食べられてしまう危険があるので、
現在はハウスの中で待機中です。

薄紫色の大根は「紅しぐれ」。
酢漬けにすると着色料なしでピンク色に染まります。

真っ赤な大根は「紅化粧」。
赤いのは表面だけで中は真っ白です。

真っ白でまんまるな大根は「聖護院大根」。
京都の千枚漬けはこの大根から作られます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマノイモの果実

アートビオトープの横の川沿いでよく見られる写真の物体は、ヤマノイモの果実です。
この中に種が入っています。

ヤマノイモは栄養繁殖(むかごで増える)と、種子繁殖(種で増える)二種類の繁殖方法があります。

栄養繁殖では、地面に落ちた次の年からすぐヤマノイモとして芽を出して成長できますが
遺伝子は親と同じです。

種子繁殖は、養分をほとんど持っていないので成長に時間が掛かりますが、
風に乗って遠くまで飛んでいけますし、違った遺伝子の組み合わせを持つ個体を作ることが出来るという利点があります。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

氷の芸術

氷の芸術

キッチンガーデンのホタル池の水源は、ちょっとした見どころです。
水源の上に、中が空洞になっている木の化石を立ててあり、
そこから水がダイナミックにあふれるようになっています。

今朝は冷え込んだので、飛び散った水が草の葉などについて凍り、氷の芸術作品が出来ていました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

池周辺の整備

キッチンガーデンのホタル池周辺の整備作業が、
グラウンドキーパーの方々の手で着々と進んでおります。

先日は橋が出来ましたが、本日は歩道に砂利を敷く作業が行われていました。

完成まで待ち遠しいです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

アセビ [馬酔木]

アセビ [馬酔木]

ジンチョウゲの他にも、厳しい冬の真っただ中から、
多くの植物が花を咲かせる準備をしています

このアセビもそうです。

つぼみは赤みがかっていますが、花は純白です。

常緑で冬でも葉を落とさないため、
二期倶楽部では露天風呂の目隠しにも使われています。

4月には、満開のアセビの花に囲まれながらお湯につかることが出来ます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ツグミ [鶫]

葉の無い冬の二期の森では、鳥たちの姿がよく見られます。

写真はツグミです。

夏にはシベリアなどで子育てをし、冬になると越冬のために日本に飛んでくる冬鳥です。

何度か撮影を試みては、いつも逃げられていたのですが、
本日、ようやく東館の木の枝に止まっているところを写真に撮ることができました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

シロバナヤエウツギ [白花八重空木]

こちらは、シロバナヤエウツギの果実の冬の姿です。
6月に白い八重咲の花を咲かせていました。

球状で、上に空いた穴から毛のようなものが出ている面白い形をしています。
花の時からは想像もつきません。

丈夫なので、クラフトにも使えそうです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

沈丁花のつぼみ

「淡き光立つ俄雨 いとし面影の沈丁花」

松任谷由実の「春よ、来い」の最初の一節に出てくるジンチョウゲの花は、
二期倶楽部の東館で見られます。

このあたりでは、来年の4月初めに花が咲き始め、
とても良い香りを漂わせます。

1月の現在から着々と準備中で、少しずつつぼみが膨らんできています。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ハクウンボク [白雲木]

引き続き、冬芽シリーズです。

こちらはハクウンボクの冬芽です。

初夏には、たくさんの白い花が集まって咲き、
まるで白い雲が浮かんでいるように見えます。

冬芽の表面には、細かい毛がたくさん生えていて、いかにも暖かそうです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

サワラ [椹]

 

東館の客室周辺などで見られる常緑の木です。

葉には抗菌作用があり、松茸の下にしかれている葉はこのサワラの葉です。
材は湿気に強いため、風呂桶などにも使われます。

葉の形はヒノキによく似ていますが、
葉の裏の白い気孔帯という部分の形ですぐ見分けられます。

サワラは写真のように「X」に似た形をしていますが、
ヒノキは「Y」字型になっています。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

雪景色とファルコン

本日、朝から雪がちらつき、二期の森全体が雪景色となりました。
それほど積もらず、うっすらと地面を隠す程度でした。

写真はキッチンガーデンにいる二期倶楽部の番犬、ファルコンです。
雪が降っても、昼間はほとんど犬小屋に入らず、外で過ごしています。

カメラを向けたら、機嫌よく駆け寄ってきてくれました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

餅つき

元旦に引き続き、本日も観季館でお餅つきが行われました。

今回は、より多くのお客様が自ら杵を振るってお餅をついてくださいました。
お子さんから大人の方までとても楽しんでいただけたようでした。

来年も多くのお客様にお餅つきにご参加いただけるといいです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

シロヤマブキ [白山吹]

東館の客室周辺では、枝先に表面が黒光りした4つの実がついている植物があります。

こちらはシロヤマブキです。

5月には4枚の白い花びらを持つ可憐な花を咲かせており、
実の付き方もその花の形を連想させます。

この黒い実は春先までしばらくの間見られます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

柾 [マサキ]

アートビオトープの駐車場へ向かう坂の脇に、
常緑樹のマサキの垣根があります。

現在、果実が割れ、中から種子が顔を出しています。
深緑の葉に、オレンジ色の種子が目を引きます。

二期の森には本種の仲間のツルマサキが見られます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

お餅つき

皆様あけましておめでとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

元旦の本日は、歓季館でお餅つきが行われました。

ひげさんの独特な掛け声に合わせ、スタッフやお客様が協力してお餅をつきました。

つきたてのお餅はおろし大根、納豆、あんこ、きなこなどに味付けされ、
温かいうちにお客様に召し上がっていただきました。

1月3日にも、もう一度餅つきが行われます。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳