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June 2012

夏越しの祓(なごしのはらえ)

本日は午後から休館となり、二期倶楽部のスタッフ対象に、

夏越の祓(6月の晦日に行う、今年半年間の厄払い)の茅の輪くぐりが行われました。


この茅の輪は、二期倶楽部の多くのスタッフの手によって完成しました。


竹はキッチンガーデンの人見さん、森のコンシェルジュの舘田さん、

茅(ススキ)はグラウンドキーパーの室井さんが採集し、

組み立てと作成はそば道場の山中さんと統括ソムリエの金子さんが行ってくれました。


茅の輪のくぐり方は決まっており、

茅の輪の前で一礼後、左足から茅の輪をまたいで左周り、

一礼して今度は右足でまたいで右回り、一礼して左足からまたいで左回り、

最後に一礼後に左足からまたいで真っ直ぐ前に進みます。


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くぐったスタッフはみな神聖な気持ちになったようです。

わたしもなんだかすっきりした感じがします。


休館明けの29日、30日はお客様を対象に茅の輪くぐりを行います。

ぜひ、夏越しの祓をしに二期倶楽部にいらっしゃってください。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

キッチンガーデンの収穫物

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キッチンガーデンでは、ニンニクと新たまねぎが収穫されました。


どちらもキッチンガーデンのスタッフが葉を切って、数個ずつに束ねてつるし、

乾燥させる作業を行っていました。


辛味がほとんど無く、ほんのり甘みを感じる新たまねぎは、

初めて食べたときその美味しさに感動しました。


地元の農家さんでもあるキッチンガーデンのスタッフは、

もっぱら薄切りにしてかつお節と醤油をかけ、お酒のつまみにするようです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

イワガラミ[岩絡み]

東館のメイン棟付近のコナラの木に巻きついている植物です。


アジサイと同じユキノシタ科に属し、似た花を咲かせます。

つる性の植物で、茎から多数の気根を出して岩や樹木などに張り付き、

高いところまで伸びていきます。


同じつる性のフジは樹木にからみつくと幹に食い込み、絞め殺してしまうことが多いですが、

二期の森を見る限り、イワガラミは木の表面にくっついているだけで、

絞め殺すことはなさそうです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


オオマツヨイグサ[大待宵草]

ツリーハウスの近くのマルバダケブキの群生地は花の見ごろをすぎてしまいましたが、

入れ替わりで、現在はオオマツヨイグサの花がたくさん見られるようになりました。


本種は北アメリカ原産ですが、「月見草(ツキミソウ)」とよばれたり、

竹久夢二という詩人によって「宵待草(よいまちぐさ、待宵草の名を少し変えた名)」

という詩が作られ、歌になったりと、日本の文化に浸透している花です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

バイカウツギ[梅花空木]

東館の客室周辺で、バイカウツギの花が咲き、あたりによい香りを漂わせています。

名前は、「梅の花に似た花を咲かせ、茎が中空な木」という意味です。


近くを通ったら、是非顔を近づけて香りをかいでみて下さい。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


夏野菜のピザ作り♪

7月から、森のコンシェルジュの企画、

「夏野菜のピザ作り」が始まります。


本日は、試作品作りを行いました。


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とってもおいしくできました♪


7月の開催日は

7/6(金) 7/7(土) 7/9(月) 7/14(土)~16(月) 7/20(金)~23日(月)


時間  : 11:30~13:00 (約90分)

参加費 : 2,520円 (お一人様/税込)

場所  : キッチンガーデン


事前のご予約が必要となりますので、

アート・ビオトープ那須までお問い合わせください。

tel:0287-78-7833 

e-mail:artbiotop@nikiresort.jp

 

たくさんのご参加をお待ちしています。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

畑の野菜たち〜夏〜

5月中旬に植えられたキッチンガーデンの野菜たちが、ずいぶん大きく成長してきました。


ズッキーニも小さな実がたくさんでき始め、

ハウスの内のミニトマトはまだ青いながらも

実が膨らんだものが多く見られるようになりました。


トマトやナスなど、ナス科植物のコンパニオンプランツとして隣同士に植えている

バジルの成長も良好です。


夏野菜のピザを作りのときは、みんな大活躍してくれそうです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマボウシの花が満開です。

現在、ヤマボウシの花が満開です。


もちろん白い「がく」の部分もきれいに見られますが、

4枚の白いがくに囲まれた、真ん中の球状部分の一つ一つが小さい花で、

こちらの花も満開となりました。


よくよく見ると、おしべ、めしべ、花びらもあります。

ヤマボウシの木の近くを通ったら、ぜひ観察してみて下さい。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ブランコのひも交換

露天風呂の東にある森のブランコのひもの交換を行いました。

作業は、そば道場の山中さん(通称ひげさん)、ドライバーの倉澤さんが行ってくれました。


二連梯子をいっぱい伸ばして木に縄を結びつけるのは、

元木こりのひげさんにしか出来ない作業です。


ひげさんと2ショットです


このブランコは大人の方が乗っても十分耐えられます。

二期倶楽部にお越しの際はぜひお試しくださいませ。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳



アスチルベ

アートビオトープの中庭で細かいピンク色の花を咲かせています。

こちらは園芸品種のアスチルベという花です。


森の中では、同じユキノシタ科チダケサシ属のアカショウマもあり、

両者の雰囲気はよく似ています。


akasyomaA4.JPGのサムネール画像


こちらがアカショウマです。


アスチルベ(Astilbe)の名は、ギリシャ語の「a(~が無い)」「stilbe(輝き)」の合成で、目立たないという意味合いですが、

この控えめな色合いが、逆に日本人好みのような気がします。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


これは何でしょう?

東館の駐車場前の森の中を歩いていると、

このような不思議な物体が落ちているのをよく見つけます。


こちらは未熟なうちに落ちてしまったホオノキの果実です。


下の写真が昨年落ちた完全に熟した果実です。


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もう種は全て落ちた後ですが、

もともとは裂け目のように見えている部分の中に種が入っていました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


カルガモの親子♪

本館に、カルガモの親子が現れました。

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本館6部屋の前の池で、仲良く泳いでいました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

スイカズラ[吸い蔓]

東館のリネン室の壁に絡んでいるスイカズラが花を咲かせました。


「吸い葛(すいかずら)」の名は、花の部分を吸うと甘いことから名付けられました。


花の咲き始めは白いのですが、徐々に黄色に変わって、

まるで二色の花のように見えることから、

花を乾燥させた生薬は「金銀花(きんぎんか)」


冬にも葉を落とさないことから、葉を乾燥させた生薬は「忍冬(にんどう)」


色々な呼び名のある植物です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


ナツハゼ[夏櫨]

東館客室3334号室の近くで、ナツハゼの花が咲き始めました。

小さな鈴が連なっているようでとてもかわいらしいです。


名前は、夏の時期からハゼノキのように紅葉することから名付けられました。


ブルーベリーと同じツツジ科スノキ属で、

秋になるとブルベーリーに似た黒い果実が熟します。


そのままでも食べられますが、

焼酎に漬けておくと、滋養強壮、疲労回復に効果がある美味しいお酒が出来ます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ウワバミソウ[蟒蛇草]

「みず」もしくは「あかみず」とよばれている山菜のひとつであるウワバミソウは

セリなどと一緒に湿ったところに生息しています。


初夏にはそのみずみずしい茎を、春先には新芽や新葉を食べます。


特に東北地方でよく食べられている山菜のひとつで、

「みず」という名の方が一般的ですが、

何故かウワバミソウと山菜らしくない和名をつけられています。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

メタセコイア [曙杉]

6月の台風が過ぎ去り、抜けるような青空が広がりました。


アートビオトープにも植栽されているメタセコイアは、生きた化石ともよばれ、

新生代の地層からよく発見されていた樹木の一種ですが、

その後中国の山奥に自生していることが発見され、世界的なニュースになりました。

戦後に中国から日本にも分けてもらい、全国に植栽されるようになりました。


もともとは恐竜が絶滅した後の日本列島に自生していた樹木のため、

だいたいのところではすくすくと育ち大木になります。

樹形も美しく、風にそよぐやわらかな葉も涼しげで、

木陰を作るにはもってこいの樹木の一種です。


特に戦後、中国から分けてもらったものを昭和天皇が全国に配られたため、

現在でもあちこちで見かけることがあります。


このメタセコイアは北半球の新生代の地層からその化石が見つかっていたため、

存在自体は知られていましたが、中国の山奥では自生しているものが発見され、

世界的なニュースになりました。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明



セイヨウカノコソウ[Valerian]

日本に自生するカノコソウとよく似たバレリアンは、

セイヨウカノコソウともよばれています。


原産地のヨーロッパでは、精神を安定させる効果があるハーブとして、

不眠や疲れなどには根を乾燥させて処方されます。


日本のカノコソウも、吉草根(きっそうこん)という生薬としての名があり、

ヒステリーなどに効果があると日本薬局方にも記載があります。


日本でもヨーロッパでも同じように利用されてきた由緒ある植物(ハーブ)の一種です。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

ヤマウコギ [山五加]

ヤマウコギの地味な花が咲いています。

タラの芽でお馴染みのタラノキと同じ仲間のヤマウコギは、

若葉を同じように食べることができます。


このウコギ科には、他にはコシアブラやハリギリ、ウド、タカノツメといった

食用に耐えうる種が多くあります。


ただ、このヤマウコギは葉裏にダニがよく留まるダニ室がありますので、

まだダニが入っていない若葉のうちに食べる方がよいです。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明


タツナミソウの群生地

6月初旬にちらほらと咲き始めたタツナミソウが、森全体に広がりました。


特に群生しているのが、テニスコートの東側のアカマツの木の下です。

まるで、紫色の花の波が押し寄せてくるようです。


現在タツナミソウの群生地のこの場所は、秋になると野菊や竜胆が咲き乱れるなど、

季節ごとに違った種類のお花畑となります。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

シロバナヤエウツギ[白花八重空木]

キッチンガーデンやアートビオトープの入り口付近などで、

ウツギの一品種のシロバナヤエウツギの花が咲き始めました。


普通の「ウツギ」は一重咲きですが、本種は八重咲きで豪華な感じがします。


梅雨時期の真っ只中ですが、昨日の昼から本日にかけて快晴で、

シロバナヤエウツギの白い花が太陽の光に当たって輝くようでした。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマザクラの実

森の中で赤い実がたくさん落ちていたので、主はどの木だろうとあたりを見回すと

ヤマザクラの木がありました。


こちらはヤマザクラのサクランボ(果実)です。


熟すると黒くなるので、こちらは未熟なまま落ちてしまったものですね。

熟した実は一応食べられますが、残念ながらヤマグワのようなおいしさは期待できません。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマグワの実が熟しました♪

ヤマグワの実が、一部黒く色付き、食べ頃になりました。

緑や赤のものは、まだ未熟なので、もう少しお待ちください。


ヤマグワの木は、本館の二期ブティック(カフェ)の前の木道を少し歩いたところや、

ツリーハウスの近くにあります。


昨年はこの木にサルが大群になって群がり、実を夢中でつまんで食べていました。


ここ2、3日も二期の森でサルをよく見ます。

クワの実を食べるくらいならかわいいのですが、

キッチンガーデンで野菜を荒らしたりしないといいです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

エゴノキ

キッチンガーデンや森の中など、白いお花がまとまって落ちているところがあったら、

ぜひ上を見上げてみて下さい、


エゴノキのかわいらしい小さなお花が釣り下がって咲いているのが見られるでしょう。

本日は雨なので、花が露に濡れて淡く光っていました。


雨はそれほど激しく降ってはいませんが、このごろ毎日肌寒いです。


そろそろホタルも舞い始めていい時期ですが、
この寒さでまだ一匹も見られない状態です。

早く暖かくなって、光る姿を見たいですね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ウグイスカグラ[鶯神楽]

キッチンガーデンの果樹園では、ウグイスカグラの実が赤く熟し始めました。

早速つまみ食いしてみました。


まだ色が真っ赤ではなかったので甘みはちょっと弱めでしたが、野生の味がしました。


ヒヨドリなどの鳥が完熟するのを狙っていますので、

全部彼らに食べられてしまう前に是非キッチンガーデンに味見に来て下さい。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


ドクダミ [十薬]

東館客室周りでドクダミの白い花が満開に咲きました。


「ドクダミ」の名は、独特の臭いのために毒が入っていると勘違いされ、

ドクダメ(毒溜め)と呼ばれたことが語源です。


生の葉は擦り傷、お茶は高血圧予防、利尿などいろいろな薬効があり、

民間薬の代表的存在です。


生の葉の独特な臭いは高熱で消えますので、塩茹でして水にさらし、

天ぷらやおひたしなどで食べられます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ムシトリナデシコ[虫取り撫子]

キッチンガーデンで毎年、こぼれ種から芽を出し、花を咲かせています。


「虫取り撫子」という名前だけ聞くと、

食虫植物なのではないかと思いますがそうではありません。


枝の部分からアリなどの虫をくっつける粘液を出してはいますが、

これは消化吸収するためではなく、

受粉にあまり関係しないアリが花の蜜や花粉を取っていってしまうのを妨ぐためです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


オオミズアオ[大水青蛾]

本館の池前のお部屋に向かう階段の途中で、

ヤママユガ科に属する蛾の一種のオオミズアオがとまっているのを見つけました。


その名の通り水色のきれいな羽の色をしています。


ヤママユガ科の他の蛾と同じく、成虫になると口が退化してしまうので、

飲んだり食べたり出来ません。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

マユミ[真弓]

キッチンガーデンにあるマユミの木にたくさんの花が咲きました。

ニシキギと同じニシキギ科なので、花の色も形もよく似ています。


古くから由実の材料として用いられてきたため、この名がついています。

花は目立たないのですが、

秋になるとピンク色の果実が熟し、中から赤い実がのぞいて鮮やかです。


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森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ハナニガナ[花苦菜]/ シロバナニガナ[白花苦菜]

森の中ではハナニガナの黄色い花に紛れて、

ところどころに白く咲くシロバナニガナが見られるようになりました。


どちらも茎を摘むと白い汁が溢れます。

山菜摘みのトンデモ話のひとつに、白い汁が流れるものは食べられるとありますが、

そんなことはありません。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

タイム [Thyme]

昨年植えつけたハウス脇のタイムにも、たくさんの白い花が咲き始めました。


キッチンハーブの一種で、特に肉料理の臭みを消す効果があることは知られていますが、

タイムが小さな樹木ということはあまり知られていません。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

ヤマオダマキ [山苧環]

東館レセプション前の植え込みの大きな岩の上に、背の高い草が生えており、

赤と白で面白い形の花がついています。


こちらはヤマオダマキといいます。

名前の「オダマキ(苧環)」とは、紡いだ麻紐を丸く巻くために使う道具のことで、

花がその道具の形に似ています。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


ゼンテイカ[禅庭花]

東館レセプションの前で、ゼンテイカの黄色い花が開きました。

別名は「ニッコウキスゲ」で、こちらの名前の方がポピュラーかもしれません。


日光の霧降高原などに群生地があることで有名ですが、日光のみならず全国的に見られます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

虫こぶ

テニスコート東にあるヤマツツジに虫こぶが出来ていました。


虫こぶとは、植物の内側にタマバチ、タマバエなどの昆虫が卵を産み付けることによって、

組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の部分のことをいいます。

虫癭(ちゅうえい)、ゴール等ともよばれます。


二期の森では、ヤマツツジのほかにクヌギやコナラなどでも見られます。


森を散策の際は、いろいろな木の葉をよく観察してみてください。
葉っぱの一部が膨らんでいたら、それは虫こぶかもしれません。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ミヤマタラソウ[深山田村草]

二会川の川沿いに、ミヤマタムラソウが花を咲かせています。

茎が長めで、半分から先の方に花をいくつもつけます。


花びらに細かい毛のようなもの(繊毛)が付いているので、

別名は「ケナツノタムラソウ(毛夏の田村草)」といいます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳



マルバダケブキのお花畑♪

先日ご紹介いたしましたマルバダケブキですが、

現在、ヒマワリに似た黄色い花が満開に咲き、

ツリーハウスの近くにお花畑が出現しています。


二期倶楽部にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

タツタナデシコ[龍田撫子]

キッチンガーデンのハウスの入り口付近で咲いている花で、

濃いピンク色が目を引きます。


今日は夕方から雨だったので、露に濡れていました。

宿根草なので、毎年同じ場所で花が見られます。


同じナデシコ科ナデシコ属の仲間で有名な花としては、母の日で有名なカーネーションです。花びらの周りのギザギザした部分がよく似ています。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


ニワゼキショウ[庭石菖]

キッチンガーデンでは、

ニワゼキショウの小さなかわいらしい花がところどころ生えています。


名前は「石菖(セキショウ)」という花に似ていて、庭に生えることから付けられました。

古風な響きの名で、小さく控えめな花なので日本在来のように思えますが、

北アメリカ原産の帰化植物です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ベニバナニシキウツギ[紅花二色空木]

ベニバナニシキウツギという名前を聞くと、

「紅花錦空木」という漢字が思い浮かんできますが、

実際は「紅花二色空木」と書きます。


ニシキウツギ(二色空木)は最初が白で、徐々に紅色になるため、

全体的に二色の花が付いているように見えることから名前がついていますが、

本種は最初から紅色しかつけない変種なのでこの名があります。


ちょうど那須から北に行くと本種のほうが多くなります。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

シラン[紫蘭]

キッチンガーデンでシランの花が咲きました。

その名の通り紫色の蘭なのですが、白い品種もあります。

キッチンガーデンには両方の色が有り、コントラストが美しいです。


根は生薬の白(びゅくきゅう)として利用され、止血効果などがあります。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマボウシ[山法師]

二期の森で、ヤマボウシの花が咲き始めました。


昨年は二期の森のヤマボウシの花がたくさん付き、


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写真のように葉の緑色が隠れるほど真っ白になりましたが、

今年はまばらにしか花が付いていません。


ヤマボウシの開花には周期的なものがあるようです。


真ん中の球状の部分は秋に熟し、食べられます。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ブラックベリーの花が咲きました。

キッチンガーデンではブラックベリーが薄紫色の花をたくさん咲かせています。

花の中心にあるつぶつぶが、これから実になる部分です。


熟すと濃い紫色になり、食べられますが、酸味が強いです。

種も大きくガリガリとした食感なので、

種を漉してジャムやソースにして食べたほうが美味しいようです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

タツナミソウ[立浪草]

二会川のほとりで、タツナミソウが咲き始めました。

これからこの花が森全体で咲き始めます。


1、2週間ほど満開に咲いたかと思うと、いつの間にか消えてしまう儚い花です。

名前の通り、花が集まって咲いている姿は押し寄せる波のようです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ユキノシタの花が咲きました。

東館のメイン棟から客室に向かう橋の下などで、

白く小さなお花を見かけるようになりました。


こちらはユキノシタの花です。

花びらは5枚有りますが、その中で二枚だけ突出して大きいです。


ユキノシタの名前の由来は諸説あり、

雪が積もっても、その下で緑色の葉をつけているからという説や、

雪のように白い花の下に葉を広げるからという説、

または白い花が舌のように見えるので「雪の舌」から来たという説もあります。


いずれにせよ、素敵な響きの名前です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

シャクヤク[芍薬]

キッチンガーデンで、芍薬の花が咲きました。


美人を形容する言葉で、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」

という言い回しが有名ですが、そこに出てくる芍薬とはこの花です。


古くから観賞されていたため品種が多く、八重咲きのものもありますが、こちらは一重です。


芍薬の根には鎮痛、冷え性、婦人病などに効果があり、漢方においても重要な植物です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

畑のトマト

キッチンガーデンのハウス(1号棟)では、トマトとバジルの植え付けが終わりました。


毎年実施しているのでご存知の方も多いと思いますが、

二期の畑では写真のようにトマトとバジルを交互に植えて育てています。


これはコンパニオンプランツといい、

湿気の多い日本では病気や害虫に弱いトマトも、近くにバジルを植えておくことで

それらを防ぐ効果があるとされています。


また、料理でも相性のよいトマトとバジルは、

苗の状態から一緒に育てると互いの風味をより深くさせる効果があるともされています。


コンパニオンプランツはそれぞれの植物の力をうまく利用することで、

農薬を使わず環境に余計な負荷をかけることを防ぐこともできます。

二期の畑にぴったりですね。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

シラキ[白木]

桜が咲いてから夏までは、二期の森は花盛りになります。

とはいえ全ての花が、およそ「花」というイメージ通りに咲く訳ではありません。


このシラキは花弁(花びら)がなく、小さな黄色い花が集まった花穂になります。

タニウツギなどと比べるとすこぶる地味ですが、どちらも今は花盛りです。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

タニウツギ[谷空木]

太平洋側ではほとんど見かけないタニウツギは、

主に新潟などの積雪地帯によく生えています。


日当りのよい場所を好むためか、初夏のスキー場のような場所では

一面にこの薄紅色の花が広がりますので、

日本海側の山地の代表的な景観のひとつだと思います。


ただ、お米の美味しい新潟の魚沼あたりでは、

この美しい花は「火事花」とよばれ、どちらかというと嫌われています。

また「ずくなし」(役立たず)とも。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明


ノイバラ[野薔薇]

野茨とも、日本の野バラの代名詞で、川沿いの荒地などに普通に生えています。


今では品種改良された高級なバラの台木にされることが多いですが、

香りはやはりバラ特有の気品あるよい芳香がします。


とはいえ、雑草雑木の代名詞ともいえる存在で、旺盛に茂り、

また棘が痛いので厄介者扱いされる日々が続いています。


古くは「うまら」とよばれ、このツルと棘で絡みつく様子から、

万葉集 防人の歌では『道の辺の うまらのうれに はう豆の からまる君を 別れか行かむ』

と詠われています。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

ツタウルシ[蔦漆]

漆塗りに使われるのはウルシの木から取れるラッカーの一種として有名なウルシオールです。


今では塗料は様々なものがありますが、

日本伝統の漆塗りは世界の塗料の中でも一番古い歴史があります。


さて、こちらのツタウルシはウルシの仲間ですが、

ウルシよりもウルシオールの含有量が少ないので、漆塗りには使っていません。

が、やはり触るとよくかぶれるので注意が必要です。


有害植物に感じられますが、秋の紅葉はひときわ美しいので楽しみにしていてください。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

マルバダケブキ[丸葉岳蕗]

ツリーハウスの近くに、マルバダケブキがたくさん生えているところがあります。

現在、黄色い花が少しずつ咲き始めました。


蕗の葉に似ていますが、食用としてはあまり用いられないようです。


日光などでシカによって樹木の皮や森の下草や食べ尽くされてしまう被害が拡大しています。

しかし、シカはこのマルバダケブキが嫌いならしく、食べられずに残ります。

そのため、シカの多い地域では本種の群生地が多くなりました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

キショウブ[黄菖蒲]

東館レセプションから客室へ向かう木道の途中には小川が流れており、

水辺には現在キショウブが花を咲かせています。


緑の濃くなってきた森によく映える色です。


紫系の色の花をつけるアヤメやハナショウブの仲間です。

端午の節句の菖蒲湯に使うほうのショウブはサトイモ科の別の植物です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳



木彫りリス 〜JUNE BRIDE〜

本日は抜けるような青空が広がりました。
まさに、JUNE BRIDE にふさわしいシチュエーションです。

木彫りのリスにもシロツメクサの冠とお花を持たせてみました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ハナニガナ[花苦菜]

森の中では、直径1センチ程度の小さな黄色い花がたくさん咲き始めています。

毎年この時期になると、二期の森はハナニガナのお花畑になります。


同じキク科のジシバリ(イワニガナ)と雰囲気が似ていますが、

こちらはジシバリと違って地面を這うようには広がりません。


「苦菜」の名の通り、食べると苦いです。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


コゴメウツギ[小米空木]

テニスコートからツリーハウスまで続く坂道沿いなど、

森のあちこちでコゴメウツギの花が見られるようになりました。

細かな花がまるで砕けた米粒のようなのでこの名があります。


ウツギは茎が中空の植物をさす言葉なので、

名前に「ウツギ」と入っていても同じ属とは限りません。

ウツギはアジサイ科ウツギ属ですが、コゴメウツギはバラ科コゴメウツギ属です。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

カモミール収穫♪

アロマトリートメントのセラピストさんが
お手伝いに来てくれました♪

お陰で、ずっしり重みを感じるくらいお花を収穫できました。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳