Archive

December 2011

雪うさぎ

門松からこぼれたナンテンの実と葉を使って
雪うさぎをつくってみました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

お正月準備

二期倶楽部では、お正月に向けた準備が着々と進んでいます。

写真の門松は二期倶楽部のスタッフが作ったものです。
本館、東館、観季館、アートビオトープ那須に飾られています。

今年も残すところあと2日です。
時が過ぎるのは早いものですね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

続・雪やこんこん♪

二期の森は今深い雪に覆われています。

12月25日の夜に大雪が降り、その後もずっと気温が低いため、雪が溶けずにいるのです。

雪景色の中でも、朝の散策は毎朝開催中です。
雪を踏む音がキュッキュと響いて、なかなかいいものですよ。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳




アオダモの冬芽

冬の森の醍醐味、冬芽シリーズ第4弾はアオダモです。

アオダモの冬芽は淡い青紫色をしており、
真ん中にある頂芽の両脇に、順生頂芽と呼ばれる芽がお供のように付くのが特徴です。

名前は、枝をしばらく水につけておくと、水が青い蛍光色となることからきています。

良質なバットになる木で有名で、
イチローや松井など、プロ野球選手の多くがアオダモバットを使用しています。
バットになるには、樹齢80〜90年のアオダモが適しているようです。

二期の森にあるアオダモの太さはまだまだ細身です。

IMGP8274.JPG

バットになるにはあと数十年かかりそうですね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

何の繭?その2

ウスタビガの繭に似て薄緑色をしていますが、
成虫の出口がウスタビガの繭と違ってまるくなっており、
糸が絡まったような質感担っているのが特徴です。

こちらはヤママユの繭。

幼虫はクヌギ、コナラ、クリなどの木の葉を食べますが、
二期の森にはそれらの木がたくさんあります。

成虫はこちら

yamamayuA1.JPG

この繭からは、「天蚕糸(てんさんし、てぐす)」とよばれる糸をとることができます。
きめが細やかで、うっすらとした緑色の独特な風合いをしていますが、
ヤママユの飼育が難しいのに加え、1㎏の糸を取るのにも何千個という繭が必要なため、
繊維のダイヤモンドと呼ばれています。

冬木立の景色の森の中でも、
光に当たってつやつやした糸はダイヤモンドのようです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳





何の繭?

すっかり冬木立の景色となり、鮮やかな色彩はほとんどみられない冬の二期の森ですが、
時々、その中でひときわ目立つ黄緑色の繭が見つかります。

これは、ウスタビガ(薄手火蛾)という蛾の繭です。
今の時期にみられる繭の中は空っぽです。
この枝にぶら下がった繭が提灯(手火)に似ていることから名付けられました。


繭と枝をつないでいる糸はとても丈夫です。
冬の那須は山からとても強い風が吹いてきますが、
枝が折れることがあっても、糸が切れることはほとんどありません。

成虫はこちら。主に秋にみられます。

usutabigaA1.JPG

10㎝くらいあるので、見つけるとちょっとびっくりします。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

アジサイの冬芽

昨日にひきつづき、冬芽シリーズです。
今日はアジサイの冬芽をご紹介いたします。

冬芽は芽鱗(がりん)という覆いで保護されている鱗芽(りんが)と、
むき出しの裸芽(らが)に分けられます。

このアジサイの冬芽は裸芽で、葉には何の覆いもありません。

このままだと、葉が凍ってしまうように思えますが、ご心配いりません。
この葉の中には、光合成で作られた当分がたくさん入っています。
それが、自動車についている不凍液と同じような働きをし、
気温が氷点下に下がってもなかなか凍らないようになっているのです。

IMGP4168.JPG

厳しい冬を乗り越え、夏にきれいな花を咲かせるため
アジサイも戦略を練っているのですね。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

ヤマツツジの冬芽

昨日積もった雪は、あっという間に解けてしまいました。


雪は溶けましたが、暖かくなったわけではありません。

今日も大変気温が低い一日でした。


そんな寒い冬の森にも、よく見てみると

常緑樹でもないのに葉をつけている植物がいます。


こちらはヤマツツジ


春と秋の年2回葉を出し、

秋に出た葉は枝先にある冬芽を取り囲むように付いて冬を越すのです。


越冬葉に守られた冬芽の中には、

花と葉の両方が丁寧に折り畳まれて入っています。


花時は来年5月ごろ。

咲くのが待ち遠しいですね。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳


雪やこんこん♪

今朝、この冬初めての雪が積もりました。

いつも見ている景色も、雪化粧をすると全く違って見えます。


森の中の木彫りのリスにも雪が積もって、ちょっと寒そうでした。

ちょうどクリスマスも近いので、サンタクロースの衣装を着てもらいました。


森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

モッコク(木斛)

モッコクは常緑の木で、冬でも青々とした葉をつけています。

最近、このモッコクの赤い実の果皮が裂け、中から種が顔を出しました。
この実が目立つことから、アカミノキの別名もあります。

冬の二期の森には、鳥たちがたくさん飛んできているので
きっとこの実を食べに来るでしょうね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

コナラのめばえ

10月から11月にかけて、二期の森ではコナラの実がたくさん落ちてきました。
森の中には、足の踏み場もないほどたくさんあります。

足もとをよく見てみると、根を出している子がいます。

このまま根付き、成長して大木になるには、
動物に食べられたり、他の木に光をさえぎられたりといった
様々な困難を乗り越えなければなりません。

がんばって大きくなってくれるのを願うばかりです。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

冬芽(ふゆめ、とうが)

二期の森は、もうすっかり葉が落ちてしまいました。
冬の間、木々は厳しい寒さや乾燥から身を守るために休眠状態に入ります。

その際に活躍するのが冬芽です。
写真はオニグルミのもの。

この冬芽の中に花や葉が丁寧に折りたたまれて入っており、
春に芽吹くまで待つのです。

この冬芽やその近くにある葉跡(葉の付いていた跡)は種によって様々な特徴があり
葉も花もつけていない木々の名前を知る重要な手がかりにもなります。

よくよく見ると、このオニグルミの冬芽はヒツジの顔のようですね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳

霜柱

二期倶楽部には、本格的な冬がやってきました。
那須の山々から毎日のように、雪交じりの風が吹き下ろしてきます。

今日はキッチンガーデンの土に、霜柱ができはじめました。
地中の水分が吸い上げられ、地表に来ると冷やされて凍ることを繰り返すことでできるのです。

霜柱を踏むとシャリシャリした音がして、ちょっと楽しくなりますね。

森のコンシェルジュ 阿久津 瞳