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March 2011

カタクリ [片栗]

大地から葉っぱが生えてきました。
まだらな模様が特徴的なこの葉っぱはカタクリのものです。

例年であればそろそろ早いものが咲き始めるのですが
今年はやや冷え込みが厳しいためか、未だこのような状況です。

栃木県内では南側の佐野市でカタクリが咲き始めていますので
来週ごろには二期の森の中で可愛らしいカタクリの
花を愉しむことができるようになるでしょう。

野に咲く花々の饗宴がもう間もなく始まろうとしています。

 
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二期の森のカタクリ(2010年)


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

敷地内 キッチンガーデンの野菜について

福島原発の放射能漏れの影響で、二期倶楽部のある栃木県では
「ほうれん草」「カキ菜」の出荷制限がかかっています。
また、県の調査により「春菊」も出荷の自粛を行っています。

これらの野菜の出荷制限及び自粛については、放射性物質の含有量が
基準値を上回っているために執り行っているもので、
それ以外の農作物については順次検査され、栃木県内の検査においては
基準値を超えるものは「春菊」のみでした。

栃木県農政部の発表
http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/documents/press_n0325.pdf

今後も継続的に検査が続けられていくと思いますが、
現状では上記の野菜以外は通常と同じように出荷され
首都圏などで消費されています。

また那須町の水道水や井戸水についても放射性ヨウ素や放射性セシウムは
検出されていません。

那須町の水道の環境放射能測定調査
http://www.town.nasu.lg.jp/hp/page000001800/hpg000001782.htm

 

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ハウス内の王滝かぶ

このような状況から二期倶楽部ではキッチンガーデンの野菜の使用について
行政の指示に従い、ほうれん草や春菊は使用しておりません。

なお、現在レストランで使用している自家製野菜は全て露地ではなく
ビニルハウスの中で栽培しております。
今までと同じように新鮮な野菜を美味しく、安全に愉しんでいただけるように
ご用意致しておりますので、どうぞご安心してお召し上がりくださいませ。


森のコンシェルジュ 舘田 貴明

フクジュソウ [福寿草]

東日本を襲った大震災から半月以上が過ぎました。
被災された方には心よりお見舞い、お悔やみを申し上げます。

二期倶楽部自体は怪我人や大きな損壊などはありませんでしたが、
栃木県の那須地方では被害に遭われた方もおりますので
たまたま今回は無事だったと思っています。

未だ問題は山積みで、この先どうなるのか不安に思うこともありますが
二期の森も少しずつ日差しが長くなり、足元には明るい色合いの
フクジュソウが咲き始めていました。

旧暦の元旦頃に花咲くために江戸時代より「元日草」や
「朔日草(ついたちそう)」ともよばれ、黄金色の花が長く続くので
福寿と名付けられています。

森の中はまだ芽吹く前で、木々の枝と枝の重なり合う景色が
続いていますが、野に咲く花々はやがて来る暖かな春を
確かに信じて地表に出てきているようです。

全てを壊すような絶望的な自然の猛威もあれば、そんな中で
今出来うることを健気にやり遂げている小さな草花もあります。
いつもと同じように花を見ただけなのに、何故かすごく
勇気付けられた気がしました。

二期倶楽部も東館のみとはなりますが、営業を再開しています。
この震災を皆様が乗り越えて、このフクジュソウの花のように少しでも疲れた身体と心を
癒すことの出来る場になれれば良いなと願っています。


森のコンシェルジュ
舘田 貴明

マンサク

暖かな日から一転して、気温はマイナス5℃と非常に冷え込み、
青空の下では山に降る雪が風にのってふわふわと舞っています。

森の木立もまだ眠っているように見えますが
早いものはもう花を咲かせています。
本館で真っ先に花をつけるのはマンサクです。

まず咲くから「マンサク」と名付けられたという説も
この寒さの中で花を見ていると思わず納得してしまいます。

二期の春もすぐ近くまで来ているようですね。


森のコンシェルジュ
舘田 貴明