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April 2010

5月特別散策の実施についてお知らせ

いまだ桜の花が満開の二期の森も、5月に入ると景色全体が
さまざまな緑に覆われます。

上の写真は5月中旬頃、那須連山も中腹まで新緑が進んでいます。

そんな絶好の散策シーズンに、森林療法の分野でも活躍されている
「森の案内人」高山正明様をお招きして、5月は特別散策を実施いたします。

お日にち:2010年5月2日(日)、9日(日)、16日(日)、23日(日) 計4回
お時間:7:30~9:00
ご料金:1,050円(お一人様)

※ 上記日程中は、通常の「朝の散策」は中止とさせて頂きますので、予めご了承くださいませ。
※ ご予約につきましては、チェックインされてからでも結構です。


お招きする高山正明様は、「森」の中は楽しいところ、そして何より心安らぐ
落ち着く場所と仰っています。そして、これまでにもストレスが溜まりがちな日常から
たくさんの人を「森」へ誘ってきました。

この度の二期の森での散策では、普段あまり意識することの少ない
五感を使った自然体験をご案内する予定です。

かすかな風に運ばれる淡い香り、
たくましい木々のぬくもり、
確かな大地の感触、
さまざまに届く森の声などなど。

「森」の中はやわらかな空気に包まれています。
五感を研ぎ澄まし、「森」をより楽しんでいただければ幸いです。


森のコンシェルジュ
舘田 貴明

ウメ [梅]

ほっこりと、ウメの花が開いてきてます。

このところ那須の山々から、毎日のように冷たい風が吹いてきて
やや外に出るのが億劫になりがちですが
春の力は少しずつ着実に、二期の森へと降り注いでいました。

桜の花はまだ遅くなりそうですが、今にも綻びそうな
まんまるつぼみのウメを愛でるのが、4月上旬の那須での
正しい過ごし方かもしれませんね。

『春さればまづ咲く宿の梅の花、独り見つつや春日暮らさむ』 山上憶良


新生活で何かと慌しい春の始まりだからこそ、うららかな日差しの下で気兼ねなく
まったりと花を愛でる時間が必要なのかもしれません。


森のコンシェルジュ
舘田 貴明

アセビ [馬酔木]

まるでスズランのような花を無数につけて
北風抜ける早春の二期の森を彩ってくれています。

「アセビ」という名は聞きなれない音ですよね。
また、漢字で書くと馬酔木。まるで読めません。

もともとは漢字の指すとおり、馬などの家畜類が
アセビを食べると酔っ払ってしまうように見えたことからですが、
実際は毒の影響で足元がおぼつかなくなるからです。

もちろん動物たちはこの木が毒なのは知っているので
結果として、那須の方の森には
あちこちにアセビが残されています。

ちなみに古くは「アシビ」でした。
これは足が痺れるから、「アシビ」とよばれていたという説があります。

毒のことばかり記載してしまいましたが、
まだ寒いこの季節に無数の小さな花を咲かせてくれる
アセビもまた、古くから日本人の心に刻まれていました。

『春山のあしびの花のあしからぬ君にはしゑや寄さゆともよし』 万葉集


森のコンシェルジュ
舘田 貴明